美食同源
体に良い物を食べていれば健康を保てる。
古くから中国に伝わる考え方をもとにした言葉が「医食同源」。
おいしいものを食べて元気になるなら大歓迎、ということで
先日、ずっと気になっていたあるお店に行ってきましたよ。

「宮の森れんげ堂」。
札幌の緑豊かな宮の森エリアにある広東料理の名店であります。
知り合いのシェフが「中華食べるならここ」とレコメンドしていて、
ずっと訪れかったのですが、なかなか機会がなくて、5月の金曜ランチに晴れて初訪問。
店内はシックで上品なオリエンタルな内装でとても心地よい空間でございました。
「宮の森れんげ堂」は心と体の健康をテーマにした広東料理のお店で、
北海道の大地で育った野菜や新鮮な魚介をふんだんに生かしたお料理がいただけます。
オーナーシェフは広東料理の名店で修業を積み「点心の神様」と称される点心師にも師事、
香港飲茶の極意を体得して独立、2007年のこのお店をオープンしました。
ゆえに、今回は、敬意を表して幾つかあるランチメニューの中から
「点心師の手作り飲茶セット」をオーダーしましたよ。

スターターは爽やかなサラダ。
季節の新鮮野菜にコク深いピーナッツソースがからみ、トッピングのピーナッツの食感も嬉しい一品。
このソース、どうやって作るんだろう?
このサラダで、続くお料理への期待がぐんぐん高まります。

「海老ワンタンスープ」が続きます。
これがまあ、絶品、この上なく優しく上品、淡麗でいて滋味深い。
中華料理の粋とされる極上な「上湯(シャンタン)スープ」の成せる技でありましょう。
かつて夫と旅した香港の名店レストランの味が蘇ります。

「点心三種」
ほっかほか湯気を上げる蒸篭に佇む美しい点心。
海老蒸し餃子、ニラと帆立の蒸し餃子、肉焼売、めっちゃ美味しい~~~!
点心師の技が凝縮された点心に悶絶。

ここのお料理は、実にワインによく合います。
冷えたシャルドネと淡麗美味な点心のマリアージュが最高。
マジに九龍あたりのイイお店にいる気分。
繊細でやさしい味わいにうっとり。

「大根餅と揚げ餃子」。
点心は蒸しだけじゃない、揚げる、焼く点心もあります。
大根餅は滑らかで旨みたっぷり、揚げ餃子の香ばしさも最高。
個人の感想ですが(笑)、大根餅が美味しいお店の点心はすべて美味しいと思う。

そして「叉焼饅頭」。
もうね、ノックアウト、皮はふんわりふわふわ、
ほどよい甘さの叉焼餡、ほのかな八角の香りがたまらず、またまた香港飲茶へ脳内トリップ。
飲茶のワゴンを押す音、「いかがですか~」的な広東語の響き、賑やかな店内の喧噪、懐かしい。

〆は「担々麺」。
小さな器で供された担々麺、こんなに優しい味わいの担々麺は初めて。
辛い物が苦手な夫もするする、するする、最後の一滴まで完食していました。
優しい味わいだけど、奥深いコクと旨みが素晴らしい。

デザートは「杏仁豆腐」
絶妙なふるふる感、本物の杏仁の香りと風味にうっとり。
選りすぐりのれんげ堂オリジナルの点心飲茶、おなかも心も大満足です。
少しずつたくさんの種類を食べたい欲張りさんにお勧めのコースなり。
心と体の健康をテーマにした広東料理のお店「宮の森れんげ堂」。
絶品の点心、優しく上品な味わいで本当に心身の活力がアップしました。
なんか、気のせいか、ちょっと私、キレイになった???
これは「美食同源」(笑)?


