最強内閣

GWが終わりました。
いつもの毎日が始まりました。
お休みできた方たちは、今日から学校、お仕事、ですね。
連休中もお仕事だった方たち、お疲れさまでした。


連休明けの空はちょっと物憂げな曇り空ですが、
季節は桜色から青葉色へとバトンタッチが進んでいます。
連休明けの木曜日、体調に気を付けて頑張ってまいりましょう。
と、気合を入れる朝であります。

気合と言えば、図書館と選挙管理委員会が本気でタッグを組みました。
昨日6日(水)コメンテーターとして出演させて頂いたHBC「今日ドキッ!」のニュースコーナーで
それはそれはユニークで素晴らしい「選挙戦」を取り上げられました。
稚内図書館が企画した「日本昔ばなしリーダー模擬選挙」です。

「むかしむかーし、あるところで」で活躍した昔ばなしの主人公たちが選挙に出馬するとどんな政策を訴えるのか。
稚内市立図書館と稚内選挙管理委員会が子どもの読書週間に合わせて、読書啓発と主権者教育を兼ねて企画しました。
「立候補者」は一寸法師やさるかに合戦など8陣営、それぞれ公約を選挙公報やポスター、SNSで訴えます。
これがまあ、マジに素晴らしい。

かぐや姫候補は「地球のために、月から本気!」と月と地球の定期便就航や月移住など宇宙開発を訴え、
桃太郎候補は「悪い鬼は許さない!」といぬ、さる、きじの支援を受けて安心社会の実現に取り組むとし、
花咲じいさん候補の公約は「花咲くシニア社会の実現」、
玉手箱を開けて年老いてしまった浦島太郎候補のキャッチフレーズは「失われた300年を取り戻す」、
かつてのライバル同士がまさかのタッグを組んだ「さるかに連合」の標語は「絶体絶命のサル、カニと組む」。

グローバル社会の実現から道内の課題、さらに今の日本の政治地図に近づけたリアリティーある設定が、凄い。
それぞれの陣営の公約、政策、キャッチフレーズ、どれも、マジに心に訴えてくるのですよ。
立候補者は届け出順に花咲じいさん、さる・かに、金太郎、かさじぞう、浦島太郎、一寸法師、桃太郎、かぐや姫。
シニア政策、経済政策、社会福祉政策、宇宙開発に安心安全社会の実現などなど、
8候補の訴えはどれも今の日本の課題に真っ向から向き合うもので、
どの候補が当選するのかわかりませんが、この8候補で最強内閣が組めるのではないかと思ってしまいます。

この「日本昔ばなしリーダー模擬選挙」、投票できる有権者は17歳以下の子どもたち。
4月23日に「告示」され、「個人演説会」では昔ばなしの紙芝居を読み聞かせ、図書館公式インスタグラムで
各候補の政策や意見が効ける「政見放送」も実施、図書館や市内の小学校を回る移動図書館に
本物の投票箱を設置、5月8日までに期日前投票が行われ、9日が投票日には図書間の多目的ホールで投票受付、
開票作業を小学3~6年生が体験、8陣営の順位が決まるそうです。

「読書」と「選挙」に親しみを持ってほしい。
図書館と選挙管理委員会がこどもたちのために本気で取り組んだユニークな模擬選挙ですが、
本離れ、各国に比べて低い日本の投票率が心配される昨今、
そうです、大人にとっても、こうした取り組みが必要なような気もします。

たとえば「戦後武将模擬選挙」とか「江戸幕府歴代将軍模擬選挙」とか「幕末ヒーロー模擬選挙」とか、
各候補の資料を図書館で調べて、今の社会課題解決の糸口を探してみる。
歴史に学び、現在を知り、未来を考える。
一票の重みを、大人もこどもも、体感できるかもしれません。


「日本昔ばなしリーダー模擬選挙」、
金太郎候補のキャッチフレーズは「クマNO!山からこの国を変える!」「野生児の勇気と優しさ、力強さLOVE]
好きな人は「お母さん」、好きな言葉は「親孝行」、足柄山猟友会が支援しています。
なかなか優勢、と思われる。