おむすびごろりん

おにぎりか、おむすびか。
辞書には、おにぎりも、おむすびも「握り飯」のこととある。
つまり、どちらも同じものなのですが、
夫がお土産で買ってきてくれたこちらは・・・


どかん!とデカい!
佐藤水産の名物「グルメおにぎり」は「おにぎり」派。
新千歳空港店でも飛ぶように売れている人気おにぎりですが、
佐藤水産自慢の鮭やいくら、すじこをたっぷり使って握られたジャンボなおにぎりは存在感たっぷり。


まさに握り飯を包むにふさわしい竹の皮を模した紙製シートを開けると・・・
どど~ん!立派なお姿のおにぎりがあらわれました。
お米は旭川永山産の「ほしのゆめ」、
具は北海道産「あきあじ」、いざ、大きなお口を開けて、パクリ!


う~ん、ほどよい塩加減、お米は甘く、粒感もいい感じ。
やさしいサーモンピンク色をした「あきあじ」は佐藤水産の技で熟成され、旨み抜群。
噛みしめるたびに、はるかな大海原を旅してきた鮭の記憶が感じられるような気がする。
ひとつでお腹いっぱいになるおにぎり、北海道の海の幸を代表するグルメな逸品です。

片手で持てないほど、デカいおにぎり。
うっかり落とすと、おむすびころりん♪どころか、おむすびごろりん♪となりそうだ。
あれ?そういえば、おむすびころりんの昔ばなしって、どんなだっけ?
おじいさんがうっかり昼飯のおにぎりを落としちゃうんだよね?

おむすびがころころ転がって穴の中に落ちちゃった。
すると、穴の中から「おむすびころりん、すっとんとん」と可愛い歌声が聞こえてきた。
おじいさんが穴の中に入ると、そこはねずみたちが楽しそうに歌っているねずみの国。
おじいさんは平和外交をして、ねずみたから金銀財宝が詰まったつづらをもらった。

そのサクセスストーリーを聞いた欲深いおじいさんが「わしも金持ちになる!」と
穴に落ちてねずみの国に行き、「つづらを寄越せ!」と恫喝外交で強要すると、
ねずみたちの嚙みつき攻撃にあって降参する・・・そんなあらすじ、でしたね。
無欲なおじいさんと強欲なおじいさんの対比構図で因果応報の教訓を描いています。

「おむすびころりん」は古くから口伝されてきたお話が
室町時代に御伽草子の一篇として成立したとされますが、
現代の視点から読み解くと、平和外交か恫喝外交か、など興味深くもあり、
ねずみに噛まれた欲深いおじいさんのその後も、このご時世、気になってもきます。

なんて妄想をしているうちに、
あんなに大きなぐるめおにぎり、美味しく完食(笑)
おむすびごろりん、すっとんとん♪
ん?可愛い歌声・・・?空耳か。