遠くにありて
4月2日。
新年度2日目の朝、東の空にオレンジ色の太陽が昇り始めていました。
ビルの向こうから、ちょっと恥ずかしそうに顔を出す朝日。
まだドキドキが続いているかのような初々しさがあります。

昨日4月1日は多くの企業で入社式が行われ、
街中でも真新しいスーツに身を包んだ新社会人の皆さんを見かけました。
なんだか、遠くの方からでも、その周りがピカピカ眩しく輝いているようで、
ず~っと昔の社会人1年生時代を思い出したりしました。
そんな昨日4月1日(水)、コメンテーターとして出演させて頂いたHBC「今日ドキッ!」の特集は
「新たな一歩を踏み出す若者に、ついてっちゃいました!この春の上京物語」。
不安と希望が交差する春の新千歳空港で出会った一人の青年に番組カメラが「ついてっていいですか?}
「え?そういうこと?あ、いや、いいですよ」「ありがとうございます!」ということで
寿司職人をめざし東京に旅立つ彼に桜満開のお江戸まで密着取材させていただいたのです。
コロナの時に家族で交代で食事作りをするようになり、
自分の使った料理で家族が笑顔になってくれたことがきっかけで、料理の世界をめざそうと思った彼は。
この春、東京を中心にミシュランの星付きの店など飲食店を多く展開する企業に入社、
新千歳空港まで見送りにきてくれたお父さん、お母さん、おばあちゃんには思いを込めたお手紙を渡しました。
「ママの子どもに生まれてよかったです」手紙の言葉に、ママじゃないのに泣けてくる。
上京当日の夜は姉やいとことお祝いの食事、翌日、2日目は引っ越しに伴う各種手続きを一人でコンプリー
雨の目黒川沿い、満開の桜を眺めながら散歩、旅立ちの春の景色を心に刻んでいました。
そして番組放送当日の昨日、入社式後に同僚と担々麺ランチをとる笑顔の写真が紹介されました。
ちゃんと馴染んている、新しい土地、新しい生活、新しい夢に向かって歩み始めています。
なんか、むちゃくちゃ感動する。
この年齢になると、やっぱり、親の立場で観てしまって、もう条件反射で泣けてくる。
でも、家族に手紙を送る優しい青年が笑顔で上京物語を歩み始めた様子を見て、
もう安心、自分のことに集中して、夢に向って邁進してほしいと心から願いました。
そうです、この春から新社会人となった多くの若者たちよ、
もう、親のことなんか忘れていい、しばらくく帰ってないななんて思わなくていい。
あなたたちは、自分の前だけ見て、希望に向って、歩んでいってほしい。
それでも、しつこく電話するのが、親という生き物だから(笑)
元気でいるか。街には慣れたか。友達できたか。
そんな歌詞で始まる歌もあった。
ウザいと思われようとも、ずっと、あなたのことを思って応援している。
遠くにありて、でもずっと、見守っている。
はばたけ。
若者よ。

すべての旅立ちに花束を。


