花も葉も

札幌、桜満開♪
昨日24日、平年より12日、昨年より3日早い満開です。
札幌は18日に平年より13日早く、昨年より5日早く開花しましたから、およそ1週間で満開となりました。
昨日午後、さっそく円山公園の桜にご挨拶に行ってきましたよ。


桜が咲いた。
青い空に向かって満面の笑顔で満開になった。
もうそれだけで、めちゃくちゃ幸せな気分になる。
昨日は少し肌寒かったけれど、桜満開、春本番を満喫しました。

桜満開ならば、おやつは桜餅よね~と
円山公園そばのマルヤマクラスのもりもとへ帰りに寄ったのですが、
和菓子の季節は桜前線よりも早く進んでおりました。
季節の和菓子、ただ今の主役は、こちら。


柏餅であります。
そうだよね、もうすぐ5月5日、端午の節句、子どもの日、ですものね。
満開の桜を眺めたあとには季節先取りで柏餅をいただく。
これも一興であります。


柏の葉のおくるみを開けると・・・
愛らしい白いお餅がお目見え、私好みのこしあんであります。
はむ・・・う~ん・・・柏の葉の清涼な香りが鼻腔をくすぐります。
柔らかで上品なお餅の味わいをこの香りが一層引き立てています。

柏の葉でおもちを包む、最初に誰が気がついたのかしら。エラい!
柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「子孫繁栄」の縁起物としてお餅を包むようになったとされますが、
植物の葉で食べ物を包むことは古くから行われてきましたよね。
古代の食事では椎の葉が食器として使われたり、平安時代には朴葉で味噌や米を包んだり、
江戸時代以降には奈良の柿の葉寿司などの郷土料理も発達しました。

和菓子でも桜餅、柏餅、椿餅など、桜は柏や椿の葉の香りはお菓子をより引き立てる大切な存在。
西日本では山帰来(サルトリイバラ)の葉でお餅をくるみますし、
笹の葉でお餅やお寿司をまくちまきや笹寿司もあります。
日本だけなく、ハワイではタロ芋やティーリーフの葉で豚肉を包んで蒸す「ラウラウ」、
中東の「ドルマ」はブドウの葉で米や肉を包む伝統料理があります。

古来から葉で食品を包む方法は世界各国でおこなれてきたのですね。
葉の防腐作用や香り、風味などを上手に使用してきた先人の知恵。
イラン情勢から原油高騰、石油製品の行く末が心配されているだけに、
自然由来の「包装資材」である「葉」の存在がしみじみとありがたくなってきます。

花も葉も、みんな愛しい春です。