うりずん沖縄旅⑪~わたんじにて

一年で一番過ごしやすい「うりずん」の季節の沖縄へ2泊3日の旅、
4月上旬の「うりずん沖縄旅」その⑪、いよいよ最後の晩餐となりました。
宜野湾の美食ビストロ加藤食堂、オハコルテの絶品朝食、嘉手納マリーナSeasideと
記憶に残る沖縄中部のグルメを楽しみ、最終日の夕食は、やっぱり沖縄居酒屋♪


那覇の中心部、泉崎のバスターミナル近くにある居酒屋「わたんじ」であります。
沖縄旅で何度か訪れたことのあるお店はいつも超満員、いつもいい雰囲気、いつも美味しい。
地元の人がおすすめする超人気居酒屋で地元&観光客双方から絶大な支持を受けているため予約必至。
「酒と飯 わたんじ 通堂町」の看板もそそられますねぇ。

実は、この看板の文字がこの場所の歴史を物語っているのです。
店名の「わたんじ」とは琉球の古い言葉で「渡地」のこと。
かつて那覇の通堂町付近にあった港町、小島を意味する言葉。
中国や東南アジア、朝鮮、日本を結ぶ中継貿易の拠点「万国津梁」として栄えた時代、
唐船などが行き交う華やかな那覇の港の歴史をとどめる言葉なのです。
では、その「わたんじ」へ、いざ入店♪


予想通り、テーブル席もカウンター席もほぼ満席、賑やかな雰囲気でテンションも上がる♪
まずは、オリオン生で、乾杯!
んぐ、んぐんぐ、ぷはぁぁぁ~~~!
冷たく爽やかなオリオンが喉を通り抜ける、最高!!!


この日のお刺身は沖縄産セーイカ。
ソデイカとも呼ばれますが、沖縄ではセーイカ、本島南部の糸満などで水揚げされます。
ぱくり・・・甘くてもっちり、舌に心地よくまとわりつくような旨みがたまらん。
セーイカは体長1m、重さ20kgを超えることもある巨大イカですが、お味は繊細なの。
北海道のイカも美味しいけど、沖縄のセーイカ、また違った魅力がありますねぇ。


「もずくの天ぷら」。
玉ねぎ、島人参も入っていてとても凝った天ぷらになっていますす。
揚げたてをピンクのヒマラヤ岩塩でいただくと・・・んまっ!
沖縄天ぷらは市場でおなじみのお惣菜ですが、ちょっと手が込んだ仕上がり、さすが、「わたんじ」。


沖縄に来たらこれは外せません、「グルクンの唐揚げ」。
沖縄を代表するタカサゴ科の海水魚で定番の唐揚げは郷土料理の代表格ですが、
これもまた、「わたんじ」のグルクン唐揚げは、美しい仕上がり。
「頭から尾まで骨も全部食べられます♪」とお店のお兄さんが自慢げに出してくれました。
身はふっくら、クセがな白身、骨も頭も尾もカリッカリに揚がっていて骨煎餅みたい。
グルクンくん、全部、美味しく、まるごといただきました。


そして沖縄料理の大定番「ゴーヤーチャンプルー」。
しっかり苦い沖縄産ゴーヤーとこんがり焼き目のついた島豆腐、豚肉をたっぷりの卵がまとめた一品、
上品ながら、味わいはしっかり、卵は半熟とろとろ、炒め方がめちゃくちゃ素晴らしい。
実は「わたんじ」、沖縄料理に定番の居酒屋メニューに加えて、中華もラインアップされていて、
カウンターに囲まれたお店の中央の厨房では、中華鍋を豪快に振るう姿が見られます。


画面左側のお兄さんが中華鍋、振るっていました。
メニューには「わたんじ特製焼売」とかもあり、厨房で蒸篭が湯気を立てていて、
行く度に「焼売食べたい!」と思うのですが、その前の沖縄料理で満腹になっちゃって今だ食べたことがない。
絶対美味しいはず、だが、今回も、ゴーヤーチャンプルーでもうお腹ぱんぱん。
「わたんじ」の中華系は次回のお楽しみにとっておこう。

札幌からうりずんの沖縄へ2泊3日の弾丸旅。
日程は限られていましたが、今回も、よく歩き、よく走り、よく食べ、よき発見がいっぱいありました。
「う~ん、お腹いっぱい満足満足」と夫と二人、お腹をなでながら、
かつての琉球貿易の弥栄を偲ばせるわたんじ=渡地=通堂町をそぞろ歩き。
那覇の夜はゆっくり更けていくのでした。

明日は飛行機で札幌へ。
でもうりずん沖縄旅は、最後の最後まで楽しみますぞ♪
続きは、また明日。