自分のこと
世界がミモザ色。
街の花屋さんも新聞も人々の心も
春の告げる黄色い花の色にあふれている。
今日3月8日は国際女性デーです。

国際女性デーは別名「ミモザの日」。
寒く厳しい冬が終わり、暖かな春の訪れを告げる幸せの花ミモザ。
ジェンダー平等や女性の幸せについて考える日のシンボルとなっていて、
関連イベントやワークショップの会場もミモザ色があしらわれていますね。

今日、3月8日の朝刊の題字もミモザの花に彩られていました。
国際女性デーは国連が定めた記念日で、女性たちの成果を称えるとともに
教育・雇用・政治参加などに残る格差や不平等、暴力の問題を考える日です。
女性の権利向上、政治・経済・社会参加の促進、ジェンダー平等について考え行動する記念日。
黄色いミモザの花は、女性たちの人生の伴走者なのです。
朝刊各紙も国際女性デー関連の記事が多く取り上げており、
北海道新聞には人権やジェンダー平等を基本に性を考える包括的性教育に関する記事がありました。
ユネスコが提唱する包括的性教育の視点を保健の授業に取り入れた道内の高校では
週1回、外部講師を活用し、人間関係の基本となる他人との境界線やコミュニケーション、
多様な性や価値観などを学んでいるそうです。
異性の女子が多く、最初は性の話に気まずさがあった男子生徒も、「今はオープンに話せる。
授業で勉強したからこそ、いろんな意見を認め合える」と話し、別の女子生徒は
「ジェンダーを学んだことで、友達をそれぞれの価値観を持つ人としてみるようになった」と言います。
教室の中で一緒に「性」を学ぶことでそれぞれを認め合う、人権を尊重することにつながっていました。
昭和の学校現場では「性」は封印されていた。
思春期を迎える頃になると、なぜか保健の時間に男女別々になって授業を受けた。
女子は生理に関する映像を見て、保健の先生からその日のための知識を教わった記憶があるが、
その当時からしても、映像が紹介する生理用品はひと時代前のものであり、実践的ではなかった。
何より、その雰囲気が、重苦しくて、よき思い出にはなっていない。
生理など性に関することは、隠す、我慢する、人には言えないほの暗い秘密のようで
現代の包括的性教育がめざすオープンな学びとはほど遠かった。
時代と言えばそれまでだが、あのほの暗さは女性を縛ってきた鎖の一つだったかもしれない。
自分の身体のこと、心のこと。
お互いが大切に尊重し合えるためにも、
人権を自分ごととして学ぶことの大切さを思う。
3月8日、黄色のミモザが伝える言葉に耳を傾けたい。

ミモザの花言葉は
「感謝」「思いやり」「真実の愛」。


