白い氷

昨日3月14日はホワイトデー。
昭和の3月14日生まれにとって、最初は春近しのフツーの日でしたが、
ある頃から「ホワイトデー」として一気に華やかさが増してきました。
ご近所のお花屋さんも真っ白なホワイトデーモード♪


美しいホワイト系の花々が並んでいました。
白いお花を見ているとホントに心が洗われるような気持ちになります。
なんか、ちゃんと生きていこうって思わされる(笑)
白は、心の居住まいを正してくれる色なのかもしれない。

白い氷もまた然りだ。
今日の朝刊一面に載った写真を見て、そう思った。
南極の濃い青色の海、真っ白な氷山がそびえ、手前には白い海氷が浮かんでいる。
その白い氷の上にペンギンさんが並んでいるが、心なしか、少し狭そうに見える。

「『史上最少』海氷に異変」
南極の海の写真の下にそんな見出しがあったからだ。
67次南極観測船に同行した記者が観測船「しらせ」に乗船、
東南極のトッテン氷河沖にある観測地点を撮影した写真だ。

黒々した青い海に浮かぶ海氷はまばら。
トッテン氷河沖の南極海は2025年度、過去25年で最も海氷が少ない「特異な年」だそうです。
この周辺は10年ほど前までは氷が多くて航行が難しい観測の空白地でしたが、
今年度は12月から海面が開き、26年3月現在も水平線まで一面の海という場所が目につくらしい。
海氷の上のペンギンさんが狭そうに見えるのも、気のせいではないようだ。

JAXAによると地球上の海氷面積は25年2月に観測史上最少となる1534万3800㎡を記録、
過去10年で日本の面積の4倍にあたる海氷が失われた計算になるそうです。
背景には気候変動の影響があるとみられます。
白い氷の世界「南極」の動向が地球の未来を左右しうるのですね。

南極の沿岸部で海が凍って海氷ができる時に氷の下に塩分の濃い海水ができて深く沈み、
海底近くを通って赤道の方へ流れ、世界中の海を1千~2千年かけて循環するとされ、
世界の海流の動力源と言われます。海流の変化は気候変動を引き起こす要因とも考られ、
また白い海氷は黒い海面よりも太陽の光を反射、海氷が減れば海が太陽光を吸収して暖められ、
さらに海氷を溶かすという悪循環が起きる可能性があるそうです。

白い氷は海、大気と密接につながった世界の海流のエンジンなのだ。
つまり地球の循環とつながっている。
北海道の冬の使者である流氷も毎年、大切なメッセージを携えているのかもしれない。
ホワイトデーの翌朝、白い氷が、気になる。


ホワイトデーのブーケ。
白いバラの花言葉は「純粋」「深い尊敬」「相思相愛」
地球環境と人間、相思相愛でいたい。