我が道
今日は二十四節気の啓蟄。
冬の間、土の中にこもっていた虫たちが地表出てくる頃、とされますが、
扉を開けて地上に出てきた虫たちも、ありゃりゃ、とびっくり、
弥生の雪に驚いて土の中に帰っちゃったかもしれません。

昨日から春の雪がしとしと、降っています。
真冬ほど気温は下がっていないので、水分を含んだ湿った雪は、まさにしとしと。
週初めはすっかり道路はアスファルトが見えていたのにね~。
でも、札幌の西、ばんけいの山はゲレンデコンディション上々かも。
その札幌のばんけいスキー場が原点の若き銅メダリストが生出演!
昨日3月4日(水)コメンテーターとして出演させて頂いたHBC「今日ドキッ!」のスタジオに
ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード・ハーフパイプで銅メダルに輝いた、
札幌出身の19歳、山田琉星選手がゲストでやってきて下さったのです。
競技では高く高く飛び、華麗で美しい豪快な技を繰り出す姿が印象的な山田選手ですが、
素顔は、本当に物腰柔らかな19歳の好青年、優しい語り口にスタジオ中がハートをつかまれました。
実物の銅メダルを間近で拝見したのですが、美しく、意外に厚みがあって、
その側面には記念の印字も施されていて、存在感が物凄い。
一昨日、札幌に戻ったばかりだそうですが、たくさんの地元の友達や
「久しぶりの人」(笑)からもいっぱいお祝いの連絡をもらったそうです。
スタジオやVTRでばんけいスキー場にいたなどから山田選手に聞いてみたいことがわんさか、
「スノボは怖くないですか?」との問いには「始めた時は怖かったですし、技が高度になるとますます怖いです」。
とにかく練習を重ねて恐怖心を克服してきたのですね。
私も聞いてみたかった質問をさせて頂きましたよ。
高速回転技が主流となる中、唯一無二、人とは違う独創性を追求する山田選手ですが、
「ふだんも、人とかぶるのは嫌ですか?ファッションとか流行は追わないタイプですか?」と聞くと
「いや~、全然そんなことないです、なんか、何でもいいかな~って感じで」
意外!そーなんだ。調子に乗ってさらに聞いてみた。
「ごはん食べに行って、みんなラーメンだけど、俺カレーみたいなことは?」
「いえ、全然ないです(笑)」
「そうですか、スノボだけ?」
「そーです、スノボだけですね(笑)」
「じゃあ、一緒にごはん行けますね!」
「はいっ!(笑)」
なんと素敵な19歳でしょう。
競技中の圧倒的なパフォーマンスも魅了されますが、
素顔のアスリートの普段着の言葉もまた、とても親近感を感じます。
特に、ばんけいが故郷という山田選手、個人的、我が家的にもめちゃ親近感マックス。
ばんけいスキー場は息子が小さな頃から家族で通った我が家のホームゲレンデ。
そのばんけいで開催されたスノボHPのW杯を観た10歳の時の感動が
19歳の銅メダリスト山田琉星選手の原点。
「オレンジリフトから見る夜景が綺麗」とばんけいの思い出も語って下さいました。
自らのスタイルを磨き上げる山田琉星選手はミラノ五輪を含めて今季絶好調。
W杯で2連勝、五輪後の大きな大会「ザ・スノーリーグ」では優勝しています。
時に実況ANや解説者が一瞬、言葉を失うこともあるほどの独創性に惚れる。
心から応援したいと思います。
19歳が突き進む「我が道」。

春の雪が降った朝。
タイヤの跡と、誰かが歩いた足跡。
自分らしい、我が道。
春へ続く道は、どこだ?

