誰の手?

もう・・・おなかいっぱい、なんですけど・・・
朝起きたら、また一面の雪景色に迫力が増していた。
また、雪が降った。
てか、今日もまた雪が降る予報みたいです。

週明けから雪かきに難儀する月曜日になりました。
我が家のマンション前の生活道路は大雪の度にスタックする車が続出するんですが、
今朝も6時過ぎにタクシーが動けなくなって、1時間以上立ち往生していました。
救出に駆け付ける車もまた積雪に阻まれ到着に時間がかかったのでしょう。

しかし、青い空が見え始めた9時過ぎから、救世主の登場!


生活道路に除雪車出動。
市の緊急除雪か民間の除雪かはわかりませんが、
ガガガー、ゴゴゴー、逞しくシャベルで雪を掻きだし運ぶ姿に、思わすキュン♪
冬の働くクルマは、北海道民みんなの「推し」であります。

そんな週明け月曜日の朝刊に面白い記事を見つけました。
「牛も『孫の手』使う?」
茶色の牛さんの写真を見ると・・・
ん?おおおーっ!確かに、孫の手使ってる???

牛がデッキブラシを口に加え、後ろ足の上あたりをゴシゴシしてる。
「ああ~、ここ、ここ、ここが痒かったの、モォー気持ちいい!」と聞こえてきそう(笑)
オーストリア南部の山あいの農家でペットとして飼われているブラウンスイス種の13歳の雌で
の名は「ベロニカ」だそうです。

ベロニカが「孫の手」(デッキブラシ)を使って体のかゆいところをかく様子を確認した
ウィーン獣医科大学の研究チームが論文にまとめ、米科学誌に発表したのです。
論文によるとベロニカはペットとして恵まれた環境で長生きし、自由にさまざまなものに触れる生活を送っているため、
道具として使いこなせるようになったのではないかと考察されています。

道具を生み出し、作り出し、使いこなすのは人間だけと思いがちだけど、
自由にさまざまな物に触れられる環境になれば、牛さんだって「孫の手」を使いこなすのだ。
生き物にとって「環境」がいかに大事かと再認識しますが、
同時に「孫の手」の凄さも再認識する。

人も牛もかゆいのは、勘弁、何とかしたいのだ。
そこで、手(足?)が届かないところをかける道具=孫の手が生み出され、使いこなすようになったのだが、
また、この「孫の手」というネーミングも実に秀逸。
かゆい背中を誰にかいてもらいたいかといえば、おじいちゃんおばあちゃんにとっては、「孫」、ですよね。

ところが、なんと「孫の手」の語源は、孫ではなかった、らしい。
長い道具の先でかゆいところがかける道具、元々は「麻姑(まこ)の手」と呼ばれていたそうで、
「麻姑」とは中国の西晋時代の書「神仙伝」に出てくる仙女の名前。たいそうな美人であった麻姑は
手の爪が鳥のように長く、この爪で背中をかいてもらったらどんなに気持ちがいいだろうと
仙人仲間が思ったとかいう故事から、かゆいところをかく道具を「麻姑の手」と呼ぶようになり、
それが日本に伝わると「まこ」→「孫(まご)」、小さな手のような形もあって「孫の手」になったらしい。

麻姑さん、知らなかったぁ。
鳥のように長い爪を持つ美女だったのねぇ。
そういえば清朝の西太后も物凄く長い付け爪(護指)」をつけていたことで知られていますが、
あれは指など使わない高い身分を誇示するためにファッションだったといわれます。

か、かゆい・・・背中がかゆい。
さあ、誰にかいてもらいたいですか?
麻姑さん?西太后?(絶対かいてくれないけど)
やっぱり、小さなもみじのような「孫の手」がトップ当選でしょうね(笑)

「アタシは、デッキブラシ」
オーストリア在住のベロニカさんのご意見です。
誰の手がいい?


春が持ちどおしい。
お花屋さんは、春爛漫。