英語の海森
冬将軍ご一行様、ご到着です。
気温はぐんと下がり、雪は降り、道路はツルツル、お肌はカサカサ・・・
今日から明日にかけてに一段と雪が積もる予報すから、
街の木々がみんなクリスマスツリーになりそうです。

夜明け前、雪をのせた緑の木、オーナメントやイルミネーションを飾りたくなる。
てっぺんにお星さまを載せたら、まんまクリスマスツリーですね。
そういえば、子どもの頃、教会の日曜学校の生誕劇では「ベツレヘムの星」の役だったなぁ、
「私はベツレヘムの星です。東方から3人の博士が・・・」なんて台詞を今も覚えている。
ちなみに、劇の台詞はもちろん日本語、英語ではありませんでした。
「日本の英語力 世界ランキング96位!そこで、道民の英語力チェック!」
昨日10日、コメンテーターとして出演させて頂いたHBC「今日ドキッ!」の特集テーマです。
先月、世界の英語力ランキングが発表されましたが、日本は123か国中、過去最低の96位。
世界の平均を下回る5段階の最低ランク「非常に低い能力レベル」に分類されました。
アジアの中でも最低レベル、マレーシア、フィリピン、香港、韓国、インド、中国と
いずれの国も日本より上の順位にランクインしていました。
世界でも下から数えた方が早いくらい日本人の英語力は「非常に低いレベル」なのだ。
う~む、わかってはいたけれど、こういう数字が出ると、改めてショックではある。
そこで、番組はイギリス出身のネイティブスピーカーの新井翔さんにお願いして道民の英語力をチェック。
円山公園で道行く人に北海道神宮への行き方を英語で尋ねると・・・
単語をつなげて答えてくれた21歳大学生は「受験英語を勉強しただけなので通じて嬉しい」。
60代男性に円山公園のおすすめスポットを英語で聞くと、めちゃ流暢な英語で教えてくれた。
なんでも元F1レースのスポンサー企業に勤務していて世界中を飛び回っていたそうです。
しかし、自ら希望したわけではなくて人事異動でついたポジションだったので、
英語は必須、仕事の中でいつのまにか話せるようになったとのことでした。
「My Engrish is very poor,But my Japanese is excellent」(英語は下手だけど、私の日本語は最高だよ!)
なんて英語のジョークまで披露、まさに身についた英語、です。
そうなのですよ、「日本人の英語力は世界96位」なんていわれると、
ただでさえ、英語コンプレックスのある日本人は、さらに凹んで落ち込んでしまう。
失敗したら恥ずかしい、通じなかったどうしよう、という「恥」の文化も影響していると思うが、
ひっくり返せば、日本は英語を話せなくても生きていける環境だから、
我々はいつまで経っても英語が苦手なのかもしれない。
前述の男性のようにFIスポンサー企業のビジネスマンとして世界で仕事していたら、
「ワタシ、英語はちょっと・・・」なんて言ってられない。
英語は教養でも自慢でもランキングをあげるための「目的」ではなく、
伝えるための、コミュニケーションの「手段」なのだ。
もし、ある日、番組「今日ドキッ!」がすべて英語になったら、
そりゃあ、共通語と北海道弁のバイリンガル(笑)の私も必死で英語を学ぶだろう(きっと)(多分)。
つまりだ、英語の海に放り出されたら、フォームなどカッコ悪かろうが、英語の海を泳ぐしかない。
英語の森に放置されたら、枝や葉っぱですり傷できても、なんとか道を探して進むだろう。
だって、自分の意思を他者に伝えるためには、英語を話すしかないのだから。
そうなのだ、大切なことは、伝えたいことを伝えようとすること。
英語力がいつまで経っても上がらないのは、さほど英語を必要としていない環境に安住しているからなのだ。
だから、夢想する。明日目覚めると、NYの端っことか、ロンドンの下町にいたとしたら・・・
その日から、私は英語の海を泳ぐ、森を歩く、カッコ悪くても、ね。
英語力向上の必殺技。
それは、英語の海森、だ。

でん六の「柿の種チョコ」
しょっぱい柿の種とチョコの組み合わせ。
日本人の発想は、なんて美味しいのだろう。
世界に売り込むために英語の海を泳ぐのだ。


