みんなAI

冬の雨が降る。
鈍色の空も気温が高いせいか、ほんの少しおぼろに霞んでいるようだ。
なんだか、拍子抜け、体調のリズムも影響受けそうなお天気です。
明日は確か、冬至、ですよねぇ。


雪道も時ならぬ雨で溶けて、もうぐしゃぐしゃ。
歩きにくいし、場所によってはめっちゃ滑る。
師走の日曜日、あれやこれやとお出かけの際には十分ご注意を。
冬の雨降る冬至イブ、季節の神様はちょっと気分屋さん?

「座談会 客も司会もAI」
朝刊一面に載っていた見出しに、???、?が三つ浮かんだ。どーゆーこと?
今、企業マーケティングの現場で生成AIにデータや目的などを加えて作った「AIエージェント」が注目されていて、
戦略会議における座談会では、客も司会もAIエージェントで意見交換されている、らしい。

例えばJALカードのマーケティング戦略会議、会員35万人の決済データを分析、利用傾向や飛行頻度などから
12の顧客像に対応したAIエージェントを用意。ワインをテーマにした座談会でAI同士が意見交換、
最もワインを買ってくれそうなAIエージェントを絞り込み、その顧客像に結び付く本当の顧客に
ワインを売り込むメールを送ると購買率は従来の1.7倍になったそうです。

なぜ客も司会もAIで会議するのか。「AIは人間のように忖度をしないので『本音』が聞ける」からだそうだ。
AIが業務をこなし、結果を出す。職場の同僚は「AI」の時代なのか。
今年は「AIエージェント」元年とも言われるらしい。
AIが職場で活躍する時代をめざしIT各社がサービスを競っているのです。

膨大なデータをもとに、利用者の指示で「計画」「統括」「実行」を担うAIエージェント、
建設などの現場で働く熟練者のノウハウを絞り込んだAIエージェントは熟練者の「暗黙知」と
マニュアルなどの「形式知」を組み合わせ保安業務を担う。さらに複数のAIエージェントが連携して在庫管理を担い、
人間はAIの提案の採否を判断、その後は「教育係」のAIが他のAIを指導するサービスも開発されているそうだ。

AI・・・便利そうだけど、なんかコワい・・・なんて尻込みしているヒマはない、ようだ。
「AIは『試行』から成果を『創出』する時代に入り、人と協同する時代が来ていると
サービスを開発するIT企業の幹部がコメントしていました。
まさに、同僚はAI、しかも抜群にデキる同僚なのだ・・・。

業務をこなすのも、会議に出るのも、提案するのも、在庫管理するのも、教育係もAIエージェント。
あの、人間はどこで、どう働けばよいのでしょうか?
その答えも、AIに聞くのが一番効率的だったりするかもしれないわけで、
う~む・・・ふ~む・・・どしたらよかべ?

記事の最後に革新的技術と職業の関係に詳しい大学教授がこう語っていました。
「AIエージェントの導入が業務の効率化を進めるが、上司や先輩の『背中を見て学ぶ機会』が失なわれ、
暗黙知が身につかなくなる懸念はある」。確かにね、AIの背中は見えないもんね。
その一方で誰しもがAIを使うためのマネジメントを行うようになるため、業務内容が見直され、
「業務の質を高める可能性がある」とも指摘しています。

なるほどね、言われたことをこなすだけの「指示待ち人間」にはAIは使えないものね。
これからの時代、成果を創出するために自分がAIに指示を出さねばならないのだ。
データの蓄積量や分析、最適解を導く速度などはAIに叶わないけれど、
何のために、誰のために、その仕事の「意味」や「社会性」などを大きくとらえることは
人間に課せられた大切な役目であり、人間にしかできない、とも思う。

みんなAIの時代。
AIエージェント元年の師走。
未来の職場を想像してみた。
わたしの居場所は、どこ?(笑)


「ワイン」がテーマの座談会。
北海道産ワインが生み出す美しい風景、
人の心に生まれる幸福感、
AIエージェントに負けずに語れる、気がするよ(笑)