これは・・・
眠りの国から一気に引き戻されて目が覚めた。
ゆら・・・ゆらゆら・・・ミシッ!グラ~~~!
夫も同時に目覚める。
「これは・・・ヤバい・・・」「長い、よね?」
飛び起きてリビングのテレビをつける。
各局、地震速報の画面に切り替わっていた。
昨夜午後11時15分頃、青森県東方沖でマグニチュード7.6の地震が発生。
北海道太平洋沿岸に津波警報が発表され、
「にげて!」の大きな文字と緊迫したアナウンサーの声が続いた。
自宅のある札幌中央区の震度3だったが、揺れが長く、酔ってしないそうな、嫌な揺れだった。
東日本大震災、胆振東部地震、過去の大震災の記憶が蘇る。
幸い、落ちた物もなく被害もなかったが、
北海道、東北でけが人も発生、青森では火事も起こった。
明けて今朝、夜明け前の空をいつもと違った思いで見つめた。

朝6時、日の出前の建物の窓にいくつか明かりが灯っている。
長い揺れに恐怖を感じ、眠れぬ夜を過ごし、そのまま朝を迎えた人もいるかもしれない。
朝のラジオ番組を担当している夫は、飛び起きてしばらくテレビラジオ速報を注視し、
結局眠らずにそのままシャワーを浴びていつもより早めに出かけていきました。
行政や警察、消防、医療機関、報道機関、災害関連のお仕事をされている方など
地震発生と同時に緊急出動、緊急出勤された方に心から感謝したいと思います。
「これは・・・」と思った瞬間に、どう動くか、動けるか。
真冬の深夜の地震に、改めてそれぞれの災害力が試されてような気がしました。
今年の夏にも、同じことを痛感した。
揺れを感じていなくても「これは・・・」というケースがあったのだ。
7月30日8時25分頃にカムチャツカ半島付近で発生した地震により、日本の沿岸に津波警報発表、
北海道の太平洋沿岸でも高台や避難所をめざす車の渋滞が起きるなど課題が浮き彫りになりました。
あの時に頭をよぎったのが、「もしも、これが真冬の、しかも夜だったら」ということ。
実際、今回は、まさに真冬の夜間という厳しい条件下の地震だった。
いざ避難と思っても、速やかに温かい防寒着を用意できていたか、持ち出し袋はどうか、
冬の避難にはスキーウェアがいいとはわかっていても、ベッドのそばには置いていない。
揺れの恐怖で膝ががくがくする中、クローゼットを捜索できるのか。
今回の地震に伴い「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されました
M7以上の地震が発生した場合、「その後に巨大地震が発生する可能性が普段より高まっている」として注意をよびかけるもの。
日頃の備えの確認、非常持ち出し袋は手の届くところに、常に情報を取れる状態にし、
寝るときはすぐに逃げられる態勢でなど、具体的な行動の目安が示されています。
対象となるのは北海道から千葉県までの主に太平洋沿岸の182市町村ですが、
昨夜の「これは・・・」の体験、恐怖はまだ生々しい。
今一度、もしもの備えを徹底しなければ。
もしもは、いつやってくるかわからないのだ。


