いつかのこと
秋本番です。
うわ・・・冷たっ・・・!
朝の空気の冷え込みが本気モードになっていました。
身体の細胞が一気に引き締まる朝です。

道内各地の今朝の最低気温は軒並みひとケタに下がり、
今日の札幌の予想最高気温は16℃、日中もしっかり上着が必要な気温。
あんなに暑かった夏が嘘のような、なんだか懐かしくなるような気もしますが、
ちゃんと秋が来てくれて、ほっとしたりもする朝でした。
高齢化社会。
それは人間だけのことではありません。
人もペットも長寿になり、いま「老老飼育」という厳しい現実が広がっている。
昨日、コメンテーターとして出演させて頂いたHBC「今日ドキッ!」の特集では
人もペットも老いるなかで、悩める飼い主を救う取り組みが紹介されました。
2016年に宮西雅子さんが立ち上げた「逢い犬ハウス」は、年老いた犬の介護が困難になったり、
飼い主も高齢になり「老老飼育」となるなどで居場所をなくす犬を救う老犬ハウス。
認知症や夜鳴き、排便の介助など30匹を預かり、時間ごとのデイサービスや1日、1週間、
終生預かることもあり、宮西さんはこれまで500頭を看取ってきたそうです。
明るい肝っ玉母さんのような宮西さんを飼い主さんたちは「ママさん」と呼び、
大切な「家族」である愛犬を託し、一緒に看取ることもあります。
安心して穏やかに過ごしている老犬たちの姿を見るとほっとさせられます。
どんなペットもこうして最後まで安心して過ごしてほしいと思いました。
ペットを飼うことでお年寄りは生きがいや張り合いを感じ、お散歩は運動になるし、
会話も生まれるなど、介護予防や重症化防止につながるという調査もあります。
がしかし、人もペットもお互い、いつかは、必ず年をとります。
その「いつか」を具体的に想像し、託す人を探したり、飼育費用を準備しておくなど
人が備えておく「自助」の努力は必要だと思います。
同時に老老飼育の対策には社会の「共助」も大切。行政や保険、医療、介護、動物愛護関係者、
そして宮西さんのような民間施設、ボランティアなど、さまざま知恵と行動力が結びあえる、
広いネットワークがあれば、人もペットも最後まで健やかに生きられる助けになるのではないかと思いました。
人生の最後をどう過ごしたいかを話し合う「人生会議」という取り組みがありますが、
愛するペットも含めた「人生会議+わん」もあり、なのではないでしょうか。
人もペットもいつかは老いる。
その「いつか」や「もしも」に備える。
宮西さんに抱かれて安心して目をつぶる老犬の姿は
私たち人間に色々な気づきを与えてくれているようでした。

息子が仕入れてきたシャルドネのラベルには
うさぎちゃんが描かれていた。
もふもふに癒される。
人と動物はお互いに癒されている。


