バターの誘惑

木々が赤く色づく季節。
秋の深まりとともに、自動的に食欲が増す。
おでんに鍋、シチューやポトフ、焼き芋、焼き栗・・・
紅葉が進むたびに、おなかがすく(笑)


赤や黄色に色づく広葉樹と冬でも緑の針葉樹のコントラスト。
自然が描く風景、配色は本当に素敵です。
それも日一日と色合いを変えていくのですから、
秋の風景の変化は毎日見逃せませんね。

秋のスイーツ限定発売も、見逃せません。
もりもとの店頭でそそられる新商品を発見しました。
「生バター雪鶴」。
もりもとのロングセラー「雪鶴」が特別仕立てになりました。

サクッ&ふんわりの軽い食感のブッセにバタークリームを挟んだ「雪鶴」。
そのおいしさの源はバター、バターのおいしさの鍵は風味とコク、
バタークリームにとことんこだわった今だけの限定ヴァージョンだそうで、
北海道バターと生クリームを合わせた生仕立てのとろけるバタークリームが
それはそれは、たっぷりとはさまれていました。


さて・・・どうやっていただきましょうか。
夫はガブリとハンバーガーのようにかぶりついた。
ああ、案の定、ブッセの表面がパラパラこぼれている。予想通り(笑)
妻はお上品に手で割ろうとしますが、ふわふわでクリーム多くて、これまた難しい(笑)

なんとか、一口大にして、パクリ・・・
サクッ・・・ふんわり・・・とろ~り・・・うっまぁ~~~!
軽やかなブッセと濃厚でいながら軽い生バタークリームがめちゃ、おいしい!
極上すぎるバタークリーム、バタークリーム好きにはたまらない。

昭和世代にとっては、ケーキと言えば、バタークリームだった。
冷蔵庫も今ほど普及していなかった時代、生クリームよりも日持ちするバタークリームは
ポピュラーな存在だった。固くて細工しやすいバタークリームで絞ったピンクのバラに
銀色のアラザンが散りばめられた昭和のデコレーションケーキ、懐かしいなぁ。

やがてフレッシュな生クリームが主流となり、
いつしかバタークリームケーキは姿を見ることが少なくなりましたが、
ところがどっこい(昭和なフレーズ笑)近頃はバタークリーム復権であります。
発酵バターや牧場限定のバターなど品質にこだわったバタークリームスイーツが続々登場。

レトロなイメージに加え、濃厚でリッチな味わいが人気の秘密のようです。
そうなのよ、バターには、人を誘惑する魅力がある。
焼きたてのトーストにたっぷり塗ったバターが融けて黄金の輝きを放つ・・・
唇を光らせ、舌にまつわるバター・・・これを誘惑と言わずして何と言おう。

カロリーなんて言葉は、その誘惑の前にひれ伏すのみだ。
深まる秋、身体も心もバターの濃厚&リッチさを欲しているのだ。
しかも、昭和世代にはバタークリームの思い出がすりこまれている。
「生バター雪鶴」10月1日から10月31日までの限定販売なり。
また、買っちゃいそう♪

☆☆☆本日10月22日(水)HBC「今日ドキッ!」にコメンテーターとして出演させて頂きます。
どんな話題に出会えるのか、わくわくドキドキで行ってきまーす!