夏の終わり

「最も暑かった今年の夏」
ですよね~、そうだと思った。朝刊1面トップの見出しに、納得。
気象庁は今年の夏(6~8月)の全国の平均気温は平年より2.36度高く、
統計のある1898年以降で最も暑かったと発表しました。

「平均気温 主要21地点最高」 「猛暑日12日 倍以上に」
北海道新聞の1面には道内もこの夏、最も暑かったことを伝える見出しがありました。
主要22地点のうち江差町を除く21地点で平均気温が観測史上最高を記録。
北見や帯広では40度に迫る最高気温を観測しましたし、
札幌の真夏日は35日、101年ぶりに記録を更新、北海道も暑かった。

太平洋高気圧とチベット高気圧の勢力がともに強かったこと、
日本の上空を流れる偏西風が北側に蛇行した影響で南から暖かい空気が流れ込みやすかったこと、
北海道に涼しさをもたらすオホーツク海高気圧がほぼ出現しなかったことなどが要因とされますが、
その大きな要因が地球温暖化であろうことは素人にもわかります。

もっとも暑かった夏、我が家ではもっぱら、ビール、冷たい麺、アイスが大活躍。
お盆過ぎても、いまだに現役(笑)、今年の夏は暑く、長い。
朝晩は涼しくなってきましたが、日によって蒸し暑かったり、日中はそこそこ暑かったり。
今年は初めて冷たい沖縄そばも堪能しました。


沖縄西原町にある「ちょーでーぐぁ」の冷やし沖縄すばの梅生麺。
初代沖縄そばグランプリに輝いた人気店の自家製麺3種類と冷やしつゆセットを
沖縄在住の息子夫婦が8月生まれの夫のバースデープレゼントに送ってくれたのですが、
アーサー、イカ墨、そして、ラストは梅生麺でフィニッシュ♪
もっちもち、ほんのり爽やかな梅の香りにほのかな甘さのつゆがベストマッチ。
暑かったゆく夏を惜しみながら味わいました。

そして今日は9月2日。
朝刊コラムの天声人語と卓上四季がともにこの日の歴史を取り上げていました。
1945年9月2日横浜沖に停泊する米軍艦ミズーリの船上で日本が降伏文書に調印した日。
「世界標準ではこの日をもって戦争終結とされる」とコラムは綴っています。

戦争が終わった日は8月15日なのか、9月2日なのか。
戦後80年の今年、あるニュースで「太平洋戦争が終結した8月15日」という表現を聞いて
一瞬、ん? 違和感を感じたことを思い出しました。
今朝の二つのコラムを読んで、その理由がわかりました。

「国内で共有される8月15日と、国際的に認識される9月2日。
この二つの『終戦の日』をどのようにどうとらえるか」コラムの言葉が胸に深く迫ってきます。
さらに、玉音放送が流れた8月15日以降も中国や北方四島、沖縄などでは戦闘が続いていました。
戦争終結を知らずに失われた命があったのです。

最も暑かったこの夏。でも暑さはまだまだ続いています。
今日から夏は終わり、ときっぱり線を引くことはできません。
今日で戦争は終わり、明日から平和がやってくると簡単にはいかないのだ。
あの戦争が終わった日すら、80年たっても、本当は曖昧なままなのかもしれない。

歴史から学び続けるしかないと思いました。
9月になっても花壇や花屋さんの店先にはヒマワリが咲いていました。
戦後80年の9月2日。
夏の終わり、戦争の終わりを考える。