紅葉とクリスマス
今日は秋分の日。
昼と夜の時間がちょうど半分こ、暑い夏から季節が変わり始め、本格的な秋の訪れですね。
早朝の東の空からオレンジ色の朝日が昇りはじめ、
絹の反物のような秋らしい雲が薄くたなびいていました。

今日は全道的に秋晴れの予想。
秋の収穫、お彼岸のお墓参り、行楽やおでかけにも絶好の日和となりそうです。
我が家も亡き父の好物のおはぎを買って、お墓まいりに行く予定。
ご先祖さまもご機嫌うるわしい秋のお彼岸であります。
「『秋を感じる』食材は?」
新聞の週末版の読者アンケートでこんなテーマのランキングが載っていました。
猛暑や大雨など気候変動の脅威を日々実感する昨今ですが、
それだけに、なおのこと、四季のある穏やかな暮らしへの思いが募るもの。
「秋を感じる」ことは、幸せなこと、ですよね。
はたして「秋を感じる」1位は・・・?「栗」、でした。
以下、2位「梨」3位「サンマ」4位「柿」5位「松茸」という結果。
6位以下は「ブドウ」「秋ナス」「サツマイモ」「キノコ」「米」となっています。
あらら・・・秋サケやカボチャとか10位にも入っていない。
北海道を代表する「秋」は全国の読者アンケートではランクインしていないのね。
秋サケ、かぼちゃ、じゃがいも、小豆などなど、北海道の出来秋はおいしいんだぞ(笑)と
自慢したくなる一方、「戻り鰹」や「太刀魚」「イチジク」「スダチ・カボス」など
20位以内に入った「秋」の食材に日本列島の季節の豊かさを感じます。
四国や九州を旅した時にいただいた太刀魚や戻り鰹の超絶美味だったこと、
コトコト走る電車の車窓から眺めた南国の柑橘類やたわわに実る風景を思い出します。
その土地の「秋」を味わう旅、愛でる旅、秋はやはり旅心がうずきますねぇ。
錦秋の京都とか・・・想像するだけでうっとりするぅ。
例年、京都の紅葉の見ごろは11月中旬から12月上旬となっていますが、
年々、時期が遅れる傾向が続いていて、このまま温暖化が進むと、
2050年頃には京都の紅葉の見ごろがクリスマス頃になるという予測もあります。
クリスマス紅葉・・・か・・・ちょっと歌詞が書きにくい情景かもしれない(笑)
雨は夜更け過ぎに雪へと変わる・・・くらいだと、歌になるんだけどね、
真っ赤なお鼻のトナカイさんや真っ赤なお洋服のサンタさんと、真っ赤な紅葉・・・
まあ、色彩的に親和性がないとはいえませんが、
サンタさんのそりも雪が降らないとプレゼント配れなくなっちゃうよね・・・。
最も暑かった今年の夏について、気象庁の専門家による「異常気象分析検討会」は
「異常気象だと言える」と評価しました。
地球温暖化が顕在化していることに加え、日本周辺の海面水温の上昇も影響しているとし
「過去の常識は通用しないという気持ちで対応を考えてほしい」と呼びかけています。
クリスマス紅葉が現実の風景となっていくのだろうか。
となると、従来の季節感も大きくずれこんでしまいそうだ。
「歳時記」「季語」はどうなるんだろう。
色々考えてしまう秋分の日でありますが、今朝の空気はひんやり秋らしい。
ゆっくりでも秋へと歩みは進んでいる。
その実感がいとおしい。
気がつけば、おやつはアイスよりお饅頭が恋しい季節になっている。
小さな一口饅頭で幸せをかみしめる。

そして秋のお彼岸。
今日のおやつは、おはぎだね。


