なんでもない時間
今日9月6日は二十四節気の「白露」です。
夜の気温が下がり、草花や木に朝露が宿りはじめる頃とされますが、
札幌は夜中からずっと雨が降っていたので露の確認ができません(笑)
でも、朝の気温は「白露」っぽい涼しさがありました。

白露の朝、西の空は雲の間から少し青空が見え始めていました。
空の淡い青さは真夏とはやはり違いますね。
手前のグレーの雲との取り合わせもちょっとシックで
季節は静かに秋に向かって歩み始めているようです。
今年の暑さは「異常気象」だったと気象庁も認めていますが、
暑すぎた夏休みは子どもたちの生活にも大きな影響を及ぼしたようです。
「猛暑の夏休み 外遊び我慢」
先日の新聞でこんな見出しの記事を見つけました。
ベネッセコーポレーションが小学3~6年生にアンケートをしたところ、
「この夏に暑くてやめたこと・我慢したこと」の1位は「外遊び」で、
次いで「長い時間の外出」「公園で遊ぶ」などが続き、
過半数が昨年の夏休みよりも家で過ごす時間が増えたとの結果が出たそうです。
夏休み、暑すぎて外で遊べない、お出かけできない・・・。
確かに連日40度に迫る危険が暑さが続いては、家の外に出られません。
公園などの水遊び場にあまりに暑くて誰もいない映像などを全国ニュースで見ました。
お外で遊べない夏休み、宿題の絵日記に書くネタにも苦労しますよね。
夏休み中の家で過ごす時間が昨年より増えたとの回答は51.4%、
夏休みに何をして過ごしたかの質問では
「家でゆっくりした」「ゲーム」「読書」などが上位をしめました。
夏休みなのに、お外で子どもの歓声が聞こえない夏だったわけです。
極端な気候変動の要因である地球温暖化に対する対策は待ったなし。
子どもたちが元気に外遊びができる地球環境を守り作っていくのは大人の責任。
昔はよかった、なんて、のんびり懐古している場合ではないと思う一方、
それとは別に「家でゆっくりする」のも子どもにとっては大切なのかもしれません。
息子がまだ小さかった頃、
幼稚園の先生だったか、小児科のドクターだったか、
どなたから言われたか、記憶が定かではないのですが(すみません)、
はっきりと、とても印象に残っている言葉があります。
「お母さん、子どもがぼーっとしている時間は大切なんですよ。
何もしないでぼーっとしているような時に、
子どもの脳は、一生懸命発達しているんです」
その言葉にはっとしました。
なにもしない、なんでもない時間が、子どもの心の成長を育むのだ。
親はよかれと思って、夏休みもあれやこれや予定を立ててしまいますが、
実は、家でなんにもしないで、ぽけ~っと、ぼ~っとしている時間も大切。
安心できる場所で、ああ、ヒマだ~ってごろごろするもの、必要ってことなんですね。
でも、今は、そんな「なんでもない時間」はなかなか成立しにくいのかも。
子どもたちもスマホを持ち、SNSでやりとりする時代。
家にいても、心がヒマになる時間はできにくいのが現実かもしれない。
暑すぎて外遊びもできない、家にいても実はゆっくりできないとしたら、それはしんどい。
朝晩、ようやく過ごしやすくなった「白露」。
夏休み明けの子どもたちが小さな秋を見つけられますように。
木の葉の色づき、虫の声、今晩はサンマだった、とかね。
なんでもない時間、大人も必要かもしれません。

週末のデザート。
シャインマスカットのムース。
秋色スイーツの季節です。


