ど根性ひまわり

今年の札幌の9月。
朝晩は涼しい風が吹き、虫の声が涼やかに響き秋の気配を感じますが、
日中は暑い日も多く、まだアイスコーヒーや素麺が恋しい時もあります。
ご近所の花壇もサルビアやコスモスなど秋のお花が揺れる中、
おっと、夏真っ盛り♪


大輪のひまわりが、まだ夏よぉ~とばかりに元気に花開いていました。
町内会の皆様が丹精こめて育てて下さっている遊歩道沿いの花壇の一角に
背の高い、立派なひまわりたちが太陽に向かって咲いています。
このひまわりさんたちには、名前がついていました。

「15代目 ど根性ひまわり」
花壇を丹精して下さっている円山町第4町内会さんによる案内板がありました。
2011年の東日本大震災の時に宮城県石巻に流れ着き、津波による塩害にも負けず逞しく成長し、
大輪の花を咲かせた「ど根性ひまわり」の15代目、なんだそうです。

あれから幾度もの夏を過ごし、代を重ねて受け継がれてきた「ど根性ひまわり」の種が
縁あって、札幌の円山にやってきて、今年で2年目、大きな花を咲かせているのでした。
種にはあの津波の記憶が刻まれているのかもしれない。
波の破壊力、冷たさ、塩の味・・・


でも、すくすくと空に向かって背伸びをするように育ったひまわりの姿を見ていると
震災や津波の辛い記憶だけではなく、小さく芽吹いたひまわりに気づき、慈しみ、守り、育て、
その種を大切に何代も何代も、命のバトンをつなげてきた人々の温もりも刻まれていると思いました。
縁あって円山にやってきてくれた15代目ど根性ひまわりさん。

緑の山々をのぞむこの地の住み心地はいかがですか?
遊歩道を散歩する人々もあなたたちの姿を見ると元気100倍になれます。
9月になっても、太陽に向かって笑っている大輪の花。
小さな秋に見つけた、大きな夏だった。

☆☆☆本日9月10日(水)HBC「今日ドキッ!」にコメンテーターとして出演させていただきます。
どんな話題に出会えるのか、本日もわくわくドキドキて行ってきまーす!