旅する餃子

今日から9月です。
今朝はまだ夏の終わりか秋の初めか決めかねているような曇り空。
少し蒸し暑いような、でも涼しいような、
朝のコーヒーも決めかねて、結局、今日はアイスコーヒーにしました。


朝刊の折り込みチラシには
「みちのくの紅葉10景」「秋のまるごと京都」などなどコピーが躍っていました。
本州以南はまだまだ40度近い危険な暑さが続いてるようですが、
旅プランは早くも秋モードに突入のようです。

今日9月1日は「防災の日」。
関東大震災が発生した日であり、立春から数えて二百十日、台風の時季に重なることから
災害への備えを点検する日として1960年に創設されました。
北海道では胆振東部地震から6日で7年になります。

そんな9月1日の朝刊でもうひとつ、ある全面広告が目を引いていました。
黒い背景の真ん中に炊飯器が一個.こんなコピーが添えられています。
「電気もつかない不安の中で、ごはんが炊けるという希望」
タイガー魔法瓶の「魔法のかまどごはん」。
なんと、新聞紙を燃やしてごはんが炊けるのだそうです。

電気やガスが止まっても新聞紙でごはんが炊ける?
ほんと?タイガー魔法瓶のHPに詳細が説明されていました。
炊飯器の下に空いた二つの穴に繰り返し新聞紙を淹れて火をつけて炊く構造になっていて、
お米3合なら新聞紙1部(36ページ)さえあれば、おいしい炊きたてごはんが炊けるらしい。

災害はある日突然やってくる。
電気やガスが止まってしまっても、新聞紙でごはんが炊けたら、
その香り、味、温かさはどれほど心とお腹に希望をともしてくれることだろう。
タイガー魔法瓶100周年にあたりエネルギー不足や環境負荷への一つのアンサーとして開発された商品だそうです。
まさに「魔法のかまどごはん」、防災アイテムの最新形とも言えそうです。

さて8月最後の週末は夏の名残を惜しむ一品が食卓にのりましたが、
今日ご紹介するのは、ミシュランビブグルマンにも選ばれた東京代々木上原の「按田餃子」第2弾、
「カレー風味と人参」の水餃子。
料理研究家、保存食研究家の按田優子さんが手がける味わい深い餃子であります。


ハトムギ入りの皮はもっちもち、お口に入れた瞬間に、ふわぁ・・・!
うわ・・・一気にインドに旅した気分になりました。
カレーの香り・・・クミンなどのスパイスが心地よく鼻腔に広がり、
じゅわっと豚肉の旨みと人参のやさしい甘さが広がります。

「中国の秘境”按田村”に伝わる架空の水餃子を食べられるお店があったら楽しいね」、
そんな素敵な遊び心から始まった「按田餃子」、確かに食べた瞬間に旅できる。
このカレー風味と人参の水餃子は、中国を超えてさらにインドまで足を伸ばした感じ。
インドにも「按田村」が存在しているのかもしれない(笑)

夏の終わりと秋のはじめがせめぎ合う今日この頃。
旅心がくすぐられる季節。
おいしく食べながら、心はインドへ。
航空券もパスポートもいらない秋の旅です。