1億年前の大漁
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はるかな時を遡り
白亜紀の地球
北海道の海
デジタルで蘇る
1億年前の大漁
サケもサンマもシシャモも深刻な不漁が続く北海道。
地球温暖化による海水温の上昇などが要因とされますが、
函館名物のイカもまた然り。
風物詩だった朝イカもなかなか食べられなくなっています。
夏イカの季節だけど、イカ刺し、しばらく食べてないなぁ~、
なんて、しょんぼりしていたら、北海道新聞朝刊の見出しに目が釘付け。
「白亜紀の海はイカだらけ」
ん?白亜紀って、相当昔の、あの白亜紀のこと?
北大大学院理学研究員院の研究グループが
少なくとも1億年前の白亜紀には現在の北海道付近の海に
イカが数多く生息していたことが分かったと発表しました。
白亜紀の海はイカ大漁だった?
そもそもイカは骨や殻を持たないため化石はほとんどなく、
地球にいつから存在していたのか定かではなかったそうです。
そこで研究グループは独自に化石分析装置「デジタル化石マイニング」を開発、
道北の地層から採掘した白亜紀後期の化石を分析しました。
イカ類で唯一化石化しやすいくちばし部分は薄くて脆いため、
岩石を叩いて化石を採取する通常の方法では粉々になってしまいますが、
この装置で岩石を千分の1mm単位でスライスして断面の撮影を自動で繰り返して、
表面からは見えない内部構造までデジタルデータに変換、
化石の3D立体画像を浮かび上がらせました。
その結果、263個のイカの化石を発見、
40種に分類でき、うち39種は新種だったことが判明。
白亜紀の時代はアンモナイトが広く分布していましたが、
解析による個体数や体長の比較からアンモナイトよりイカ類の方が
多く生息していたことが明らかになったそうです。
白亜紀の海を想像する。
ぐるぐる渦巻き模様のアンモナイトよりも
おなじみのイカさんがわんさかゆらゆら泳いでいた、らしい。
イカ大漁に沸いていたかもしれない、が、人類の誕生はおよそ500万年前、
白亜紀にはイカ刺しを食べるヒトはいなかった(笑)
1億年前の海。
アンモナイトは時にサメの仲間に食べられていたことが
固い殻を砕く特殊な歯の形状をしたサメの化石からわかっているそうですが、
同じ白亜紀に生きたイカさんたちはどうだったんだろう。
一方、アンモナイトもイカも食物を噛みきる鰐器と歯舌を持っていて、
魚や甲殻類を食べる肉食だったと推定されるそうです。
白亜紀の海の中、食い食われる厳しいバトルもあったのか。
1億年前の大漁、ロマンだけではないのかもしれないね。
(写真は)
「かぶと鶏手羽元と厚揚げの煮物」
500年前に誕生した人類は
なんでも美味しくいただきます


