お米の国

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アメリカ

台湾

海を越えて

お米の国に

やってきた

「米 関税停止の延長示唆」

「対米交渉 『国益損なわない』」

朝刊の一面に並ぶ「米」の文字、

食べる米じゃなくて、アメリカのことなんだけど、

一瞬、お米のこと?と思ってしまう今日この頃。

だがしかし、経済面も社会面もくらし面も

今日も新聞には食べる米の記事があちらこちらに掲載されています。

1面をめくった2面の写真入り記事も然り。

見た見た、私も目撃しました、あの輸入米。

「米国産米 道内店頭に」

お米の高騰が続く中、道内のイオンにも噂の輸入米が並んでいました。

アメリカ・カリフォルニア州産カルローズ米「かろやか」です。

お値段は4kg2678円、ん?4㎏なのね、

え~っと5kgに換算すると・・・3347円となります。

現在、4000円超えの銘柄米、3500円前後の入札備蓄米、

2000円前後の随意契約の備蓄米と3つの価格帯がありますが、

さらにもうひとつ、いわゆる江藤米と小泉米の間に位置する、

新たな選択肢が増えたとも言えます。

ご近所のイオン店内にも並んでいるのを発見しました。

ネイビーの地にアメリカ国旗をイメージしたロゴが入った袋は

オリンピックのアメリカ選手のユニフォームにも似ていて、、

「ごちそうUSA」のコピーも含めて、陽気なUSAという感じ。

いつもお買い物しているスーパーに米国産米が並んでいる。

その風景に思わず足が止まり、なんだか色々考えてしまいました。

消費者としては米高騰のさなか、価格的にも選択肢が増えるのは

歓迎すべきことなのかもしれないけれど・・・

今もおいしい国産米を丹精こめて作っている生産農家さんのこと、

食料自給、食の安全保障のこと、色々と想起されてきて、

アメリカンなカルローズ米が積まれた売り場に

しばし、立ち止まってしまうのでした。

夫に「今日、イオンに並んでたよ」と伝えると「え?行列できてた?」

「いやいや、カルローズ米が並んでたの、人じゃなく(笑)」。

そうなんですよね、備蓄米に並ぶ人の行列が連日報道されてますものね、

いつのまにか、米→行列を想起するようになってしまっている。

主食のお米を買うのに前夜から早朝から人が並ぶ。

この光景は、かなり異常なことなのだ。

これが当たり前に繰り返されてはいけないのだ。

でも、最も肝心な、なぜ2倍にまで米が高騰した原因は

今もって、はっきりとはわかっていないのが、何より不安だ。

日本がお米の自給を達成したのが1967年。

それから50年間で主食用の米を作る田んぼは7割に減ったそうです。

減る需要に合わせてお米を余らせるのではなく、

田んぼを余らせる減反政策を続けてきた結果と言えます。

生産量を減らしながら需給のバランスをとるのは相当難しい。

昨年の米不足は天候不順、インバウンド増加、

南海トラフ地震臨時情報による買いだめと複数の要因が重なったためと言われますが、

市場規模が小さくなると一時的なショックで

お米の流通が急激に不安定になるリスクをはらんでいるわけです。

売り場に行けば、いつも安定した価格でおいしいお米が並んでいる。

それが当たり前だと思っていた消費者も

今はお米への関心がとても高くなっています。

米国産米に加えて、試験的に台湾産米も販売されている今日この頃。

海を越えて

お米の国に

外国のお米がやってくる

お米のことを思う日々が続いています。

(写真は)

店頭に並んだ

カルフォルニア産

「カルローズ米」

USAな袋が目を引く