慈しみ育てる

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おいしく

おいしく

おいしくな~れ

一粒一粒

慈しみ育てる

遅咲きの八重桜が散りゆき、

香り高いリラの花が咲き、

緑という緑が生命の輝きを謳歌するように萌える季節。

北海道の五月は世界に自慢したくなるほど美しく爽やかです。

そんな季節にリスペクトをこめて

昨日の金曜ごはんは初夏のおウチイタリアンと洒落こみました。

北海道産のグリーンアスパラをとことん美味しく頂きたくて

ちょいとひと手間、初夏のリゾットに仕立ててみましたよ。

「アスパラとベーコンのリゾット」

幾つかのレシピを参考にオリジナルを加えていきましょう。

まずは主役のアスパラを穂先をカット、茎の部分は1cmほどの斜め切りにして

塩を加えた熱湯で1分間ほどさっと茹でて取り出し、

茹で汁にコンソメキューブを1個加え、野菜ブロス風のスープストックに。

厚手のフライパンにオリーブオイルとバターを溶かし、

みじん切りの玉ねぎを炒めて透明になったら、拍子木に切った厚切りベーコンを加え、、

さっと炒めたら、洗っていないお米を投入、米粒が透き通ってきたら、

茹で汁で作ったスープの半量ほどを加えて弱火で煮ていきます。

余りかき混ぜるとお米が割れたり、粘りが出るのでそこは慎重に。

水分がなくなりそうになったら、お玉でスープを適宜足しながら、

お好みの固さになるまで、大切に「育てて」いきます。

そうなのです、リゾットは、お米をおいしく育てるお料理だと思うのね。

お米は日本人の主食で炊き慣れていますが、

「はじめチョロチョロなかパッパ、赤子泣いても蓋取るな」の時代ではなく、

今は便利で賢い炊飯器がそれは見事に美味しく炊いてくれるので、

実は、お米がおいしく調理される過程をつぶさには見ていないのですよ。

しかし、イタリアの米料理であるリゾットは最初から最後まで目が離せない。

焦げつかないように、粘りを出さないように、アルデンテで仕上げられるように

お米と向き合い、スープを足しながら、大事に大事に慈しみ育てる料理なのだ。

こんなにお米一粒一粒を真摯に見守ったことがあっただろうかと今更思うのだった。

米の値段は高止まりが続き、ますますお米が愛おしく感じる今日この頃、

固く小さなお米の粒が少しずつふっくら美味しく仕上がっていく過程は

他に代えがたい大切な主食であるお米を慈しみ育てているようにも感じ、

手間のかかるリゾットを作ることでますますお米が大切に思えてきました。

お米が8分ほど火が通った段階で穂先以外の茹でたアスパラを加えて、

さあ、お米の芯がわずかに残る完璧なアルデンテになりましたよ。

夫に「アルデンテでいい?それとももっと?」と一応聞くと、

「ボク、ちょっと柔らかめ、おじや風がいい」とのリクエスト。

ふむふむ、とりあえず希望だけは聞き(笑)、

ほんの少しだけスープを足し、ほんの少しだけ加熱し、

削ったパルミジャーノ・レッジャーノをたっぷり加えて、

ほぼアルデンテで火を止めました。

最終決定権は、シェフにあるのだ(笑)。

ウィ、シェフ!

夫のイタリア土産のお皿にリゾットを盛り付け、

穂先をトッピング、黒粒胡椒をガリリと挽いたら出来上がり。

「北海道産アスパラとベーコンのリゾット」

初夏の美味しさを詰め込んア一品、召し上がれ♪

う~ん・・・いい香り・・・お米がつやつや輝いている。

ぱくり・・・うっひょ~~~!!!美味い!美味すぎる!!!

アスパラの香り、ベーコンや玉ねぎの旨みがお米一粒一粒に沁み込み、

パルミジャーノの濃厚な旨みと風味がリゾットを芸術的にまとめている。

自画自賛で甚だ申し訳ありませんが、

すんません、まじ、本当に、ベラボーに美味かった♪

そして、つくづく感じ入った。

お米はエライ。お米はスゴイ。お米は大事だ。

日本のお米は白いごはんでも丼でも炊き込みご飯でも

リゾットでも炒飯でもパエリャでもカレーでも

どんな米料理に仕立てても、抜群に美味しいのだ。

田植えの季節、お米を慈しみ育てて下さる農家さんに

心から感謝し、心から応援したいとしみじみ思う週末です。

(写真は)

初夏のイタリアン

「北海道産アスパラとベーコンのリゾット」

お米を慈しみ育てるつもりで

丁寧に作ります