北のアガラサー
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ふわふわ
もっちり
甘くて
懐かしい
北のアガラサー
桜前線ご一行様、めでたくゴールです。
昨日8日、網走で気象庁が観測する全国58地点で最も遅い桜の開花発表、
1月5日にヒカンサクラが開花した沖縄の那覇市を出発した桜前線は
4か月かけて日本列島を北上、オホーツクの街でゴールインしました。
2025年の桜色の旅も無事北海道各地に到着し、
桜大好き人間としてほっとすると同時に一抹の寂しさも感じたりします。
お正月明け、沖縄の濃いピンクの桜開花のニュースを見てから、
あそこで咲いた、ここで咲いた、北海道上陸はいつ?と
わくわくしながら桜前線北上を見つめてきたからねー、
なんか、ちょっと祭りのあとのような、切なさもあるのね。
桜ロス・・・というところかもしれません。
しかし、そんな桜ロスの寂しさを美味しいおやつが慰めてくれました。
一久大福堂の「いちじく蒸しパン」。
黒糖生地にいちじく、くるみをトッピングした蒸しパン♪
ふわふわ、もっちり、黒糖のやさしい甘さといちじく、くるみがベストマッチ。
ひと口頬張ると・・・なんだか、無性に懐かしい気持ちになります。
と同時に・・・なんだか、沖縄の青い海と濃い緑、眩しい太陽が浮かんできた。
桜前線のスタート地点、愛する沖縄です。
沖縄の伝統菓子「アガラサー」に重なる懐かしい美味しさなのよ。
おおお~、そういえば、2020年の当ブログに「懐かしアガラサー」と書いていた(笑)
来年のJTAカレンダーを買いに札幌のわしたショップに行った際に
アガラサーが入荷していたとの話だった。
当時のブログでもご紹介していますが、
「アガラサー」とは「蒸す」「蒸し器」という意味の沖縄の方言で
蒸し菓子全般を指したようですが、今ではもっぱら
黒糖を使った「黒糖アガラサー」のことを「アガラサー」と呼び、
普段使いのおやつとして親しまれ、市場やスーパーにいつも並んでいます。
明治期に庶民の間で食べられていたようで、
戦後、沖縄に小麦粉が流通するようになり、普及したそうですが、
そのルーツは琉球王国時代の王朝菓子「鶏卵糕(チールンコウ)とも言われます。
蒸したカステラ風の生地に赤く染めた落花生や橘餅(きっぱん)と呼ばれる柑橘を
ちりばめた格調高い典雅なお菓子であります。
かつて王族や貴族しか口にできなかった「鶏卵糕(チールンコウ)」が
庶民の間で身近な黒糖を使った素朴な「アガラサー」になった、らしい。
今でも沖縄に行けば「鶏卵糕」も「アガラサー」も味わえますから、
お菓子のルーツを思い浮かべながらいただくのも楽しいと思います。
そう、その沖縄の「アガラサー」を思わせるのよね。
一久大福堂の「いちじく蒸しパン」。
桜前線の到着地、北海道で「アガラス(蒸す)」された懐かしいおやつ。
別名、北のアガラサーと呼びたくなります。
懐かしく優しい甘さ。
心がほっとする。
(写真は)
北のアガラサー
一久大福堂の
「いちじく蒸しパン」
沖縄のやちむんがお似合い


