百年ごはん

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昭和100年

朝の食卓

懐かしい味

幻の味

百年ごはん

四月の雪に桜も震えています。

北海道上空に寒気が入りこんだ影響で山間部や峠では雪、

平地でも雪が積もったところもあり、

桜前線の旅も一時足止めとなりそうな朝です。

花冷えどころか、花凍れとなった今日4月29日は昭和の日。

今年2025年は昭和100年にあたるということで

GW中の百貨店では昭和レトロ展など昭和関連の催事が人気のようですが、

朝のラジオでは「昭和の朝ごはん」を特集していました。

のりたま、たらこ、納豆、筋子、しょっぱい鮭、

鯨ベーコン、ごはんですよ、バター醤油ご飯に卵かけごはんなどなど

道内のリスナーさんから寄せられ「昭和の朝ごはん」に

懐かしい~、そうそう、食べた食べたといちいち激しく頷いてしまいました。

昭和の子ども時代の朝の食卓が蘇ってきます。

のりたまは子どもたちの鉄板、たらこや筋子は親が美味しそうに食べていたなぁ。

あの頃はまだ魚卵の本当の美味しさに目覚めてなくて、嫌いではなかったけれど、

生のたらこや筋子は子どもの舌にはすこし生臭く感じたのか、

ほかほかご飯にほんのちょっぴりのっけて食べた記憶がある。

リスナーさんのメッセージの中に興味深いワードがありました。

「昔は筋子のこと、すずこって言ってました」

そう、「すずこ」!

確かに、父や母や祖父母たちは「すずこ」って言っていた。

津軽出身の祖父母などは「す」と「ず」と「こ」の間に

小さな「ん」が入っているような「すずこ」だった。

東北方言で、すじこ→すずこに変化していたのかもしれない。

鮭の筋子、鱒の筋子、粒の大小はあっても「すずこ」だった。

「ちっちゃい粒つぶが鈴のようだから『すずこ』だと思っていました」

そんなリスナーさんもいて、またブンブンと激しく頷いてしまった。

そうです、私も小さな頃、鈴みたいだから「すずこ」だと思っていた。

なんか、カワイイ名前だな~って。

令和の今、すずこも筋子もたらこもなかなかいいお値段となり、

しょっぱい鮭は姿をひそめ、甘塩の鮭も気軽なお値段ではなくなった。

昭和の朝ごはんの主役たち、今思えば贅沢なおかずだったともいえる。

さらにバター醤油ご飯も卵かけごはんも、

昭和100年の今年、特に贅沢になってしまった感があります。

だって、お米が高いんだもん。米高騰が止まらない。

米5キロの平均価格が前週より3円高い4220円と、

16週連続の値上がりで最高値を更新しました。

備蓄米効果は薄く、お米の値段が下がりません。

しょっぱいおかずや納豆、卵、のりたま、ごはんですよで

わしわし、ほかほかの白いごはんをかっこめた昭和の朝ごはん。

贅沢なおかずはなくても、白いごはんは、いっぱい食べられた。

でっかなガス炊飯器で炊いたごはんのにおいで目覚めたものだ。

ごはんがあれば、元気に一日を始められる。

日本の朝ごはんの風景を支えてきたのはお米なのだ。

この先100年も安心して白いごはんが食べられますように。

どうか百年ごはんが続きますように願う昭和の日なのだった。

(写真は)

礼文島産のアワビと

新潟のコシヒカリで

アワビの炊き込みご飯を作った

贅沢過ぎるご飯に感謝