桜色のバトン
★★★お知らせ★★★
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読みにくくて申し訳ありません。
しばしお待ちくださいませ★★★
あら・・・
まさか・・・
ちゃんと
健気に咲いている
桜色のバトン
最大11連休というGWに入りました。
とはいえ、平日4日間をはさむ飛び石、
しかもこの物価高とあって、行先、日程、予算などなど
色々と知恵を絞りながらそれぞれの連休を楽しまれているようです。
札幌の桜の名所である円山公園もお花見シーズン到来。
コロナを期に公園内での火気使用禁止が続いているために、
以前のようなジンギスカンやBBQはできませんが、
お花見デリやオードブルなどを携えてのお花見スタイルも定着した感があります。
この週末は曇りがちのお天気でやや肌寒く、
いつもの年なら夫と二人で桜の下にシートを敷いてちんまり座り、
ロゼのカヴァのハーフボトルなどでプチお花見をしていましたが、
今年は今のところ、円山公園には出向かずに自宅花見(笑)
我が家マンション駐車場の早咲きの一本桜は早くも葉桜となっていますが、
ベランダから見える桜並木は、今がまさに満開。
と言っても、今年は、大きな桜の木の本数は昨年の半分ほど。
そう、昨年の秋に樹木医の診断結果から半数ほどが伐採され、
若木に植え替えられていたのでした。
桜並木全体を見渡すと、確かに桜色の面積は減りました。
いささかの寂しさ、切なさを感じて迎えた桜の季節でしたが、
添え木に支えられたまだ細い若木をよ~く見ると・・・
あら・・・まさか・・・ちゃんと、咲いてる!?
まだスリムな若木の枝先にぽつん、ぽつんと桜色が見える。
成熟した桜のようにびっしり花が集まっているわけではありませんか、
幹よりさらに細い枝から、しっかりと軸をのばし、花を咲かせている。
時折吹く春風にふわりふわりと揺れながらも咲く若木の花よ。
1輪、2輪、3輪・・・まばらではあるけれど、
数えきれないほどの桜の花が細い枝先に揺れている。
なんと健気なことだろう。
冬の寒さや雪に耐えられるだろうかと心配していたけれど、
若い桜の生命力は私の杞憂をはるかに越えていた。
桜の苗木から開花までは通常5~10年かかるとされます。
接ぎ木されたソメイヨシノは2年程で花を咲かせる場合もあるそうですが、
いずれにしても昨年秋に代替わりしたばかりだったので、
今年の春には桜の花は見られないと思い込んでいただけに、
まさかの若木の開花宣言に心を揺さぶられました。
桜の寿命は野生種ならば数百年から千年以上、
園芸品種では60~80年、条件や管理によっては100年を超えるともされます。
ソメイヨシノなどの樹齢はそこそこ人間の寿命サイクルとも重なり、
桜の代替わりに、ふと人生や世代交代を重ねてしまう。
若く頼りなげに見えても、その細い体には未来へのエネルギーが詰まっている。
キミにはまだ無理だよなんて、若手の能力を侮ってはいけない。
太陽と土と水と支えてくれる添え木があれば若木も花を咲かせる。
桜色のバトンが次の世代に確実に手渡されたこの春。
若者よ、恐れずにはばたけ。
桜並木に勇気をもらう春なのだった。
(写真は)
桜が咲いた
細い枝先に
桜色の花が健気に揺れる


