桜とカナリア

★★★お知らせ★★★

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春のワシントン

花咲き

緑萌える季節に

厳しい交渉開始

桜とカナリア

カナリア、モルモット、試金石

モデルケース、参考書・・・。

朝刊各紙は日米関税交渉に関する記事を多方面から伝えていますが、

各国メディアは対米交渉の一番手となった日本を

かなり辛辣な言葉で報じていました。

フランスの経済紙レゼコーは「米国の一番の同盟国が適切に合意できなれば、

他の国が成功する可能性はどれほどあるの」と、

炭鉱で危険を知らせるカナリアに日本をなぞらえる見方を示しました。

カナリア・・・

英フィナンシャルタイムズ紙は日本は各国の関税交渉にとって

「(実験用)のモルモットになっている」との外交関係者の発言を伝え、

韓国メディアは「韓国の参考書となるか」と報じ、

ロイター通信は「米政権が関税で譲歩するつもりがあるかどうかについて

『試金石』になるとしています。

世界を揺るがし続けるトランプ関税について

各国は最初の交渉国となった日本をよく言えば「モデルケース」、

辛辣に言えば「カナリア」「モルモット」と、

あらゆる意味で固唾を飲んで注視していることが伺えます。

だからこそ、トップバッターの日本は

緻密で冷静で広い視野に立ち、自由貿易を尊重する落としどころを探る

いわば「大人」な外交手腕を発揮し、

各国の良い意味でモデルケーズになりたいところではあるのですが・・・

「日本側は『奇襲』を受けた(台湾メディア)」。

まさかのトランプ大統領の出席、交渉場所は急遽ホワイトハウスに変更。

大統領執務室で撮られた赤沢経済再生担当大臣との2ショット写真は

二人とも笑顔ではありますが、堂々と大統領の椅子に座るトランプさん、

横に立つ赤沢氏はお付きの人に見えてしまうような残念な印象だった。

しかも赤沢氏は会見で「(私は)格下も格下で」、

「格下と会っていることを感じさせない、大統領の器の大きさというか、

温かさというか、非常に強く感じた」など、自身について「格下」を連発。

相手は大統領とは言え、首相の「特使」として交渉の責任者としては

へりくだり過ぎと、与野党から批判が出るのも当然かもしれません。

もともと腰の低い人なのか、外交儀礼上のサービストークなのか、

いやいや、あえてへりくだり、トランプさんを持ち上げることで

いい気持ちにさせてこちらの土俵に上がらせようという高度な戦略なのか、

「格下」発言の真意はわかりませんが、

少なくとも、あの2ショット写真は、見ていて何だかもやもやする。

ワシントンのホワイトハウスに近いポトマック川沿いには

1912年に日本から贈られた桜が3000本以上植えられていて、

今年も3月末に開花、4月中旬にかけて満開となりました。

日米の友情の証である桜が散りゆく中で関税交渉に臨む両国。

アメリカの政治家もワシントンの桜は大好きで

日本大使館主催の桜まつりには今回の交渉相手であるベッセント財務長官も

忙しいスケジュールを縫って参加したと伝えられています。

桜を愛する心を信じたいけれど、タフネゴシエーターらしいしねぇ・・・

桜とカナリア。

世界が見つめる日米関税交渉の行方は。

自動車、コメ、半導体、安全保障・・・

ワシントンと日常がつながっていることを実感する。

(写真は)

我が家マンション駐車場の

早咲きの一本桜

蕾の先がピンク色になっていた

開花予想日より早く咲きそう♪