ワッペンと座高

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昭和の”学校”は

驚きと不思議がいっぱい

令和さん、

コレ知ってますか?

ワッペンと座高。

春は新入学の季節。

気持ちも新たに新学期が始まりましたが、

昭和と令和では学校生活にも様々な違いがあるのでした。

昨日、コメンテーターとして出演させて頂いたHBC「今日ドキッ」、

特集は人気企画「令和さんコレ知ってますか?」の”学校〟編でした。

「なにコレ!?」「すごっ!!」

ボタンを押すと本体のあちこちから謎のスペースや仕掛けが現れる。

昭和40年代に流行した「多機能筆箱」に令和キッズが大反応。

あった、あった、なんか無駄に進化しすぎて、

ほぼ合体ロボットとゆーか、もはや筆箱ではなかった(笑)

合体ロボ筆箱には楽しくリアクションしていた令和キッズでしたが、

次なる昭和の身体検査のモノクロ映像は反応がやや分かれました。

「なに?マジで初めて見る」「えっ、俺小学生の時やった」「やってないっす」

座った状態で上半身の高さを測る、そう「座高」です。

「座高」。昭和世代はみな知っている謎の身体計測(笑)

身長は高いとイェー!と喜ぶのに、座高は高いと、ビミョーだった。

子どもの間では「座高が高い」=「足が短い」という、

全く根拠のない定説がはびこっていたからだ。

身長を測る時は背伸びをするくらいなのに、

座高を測る時は首をすくめたり猫背になって少しでも低くなるよう

ムダな努力をした記憶をお持ちの方は少なくないでしょう。

昭和のおかっぱ頭の小学生だった当時から、

「座高」は何のためにあるんだ?と不可思議だった記憶がある。

番組でおなじみの當瀬教授によると戦前の徴兵検査がルーツなのだとか。

座高が高い→上半身の内臓が発達している=健康だ=体も強くなる、

ということで徴兵検査に「座高」が取り入れていたのだそうです。

座高の歴史・・・なんだか・・・複雑。

また、昭和の身体検査にはもう一つ、衝撃の検査が存在していた。

それは「ぎょう虫検査」。そうです、お尻にぺたんと粘着シートを貼るアレ。

ぎょう虫が寄生すると夜間に肛門に卵を産み付け、それがかゆくなって

眠れなくなってしまうために、その卵を見つけるための検査でした。

戦後すぐは70~80%の比率で見つかったそうで、

昭和33年から全国の学校で検査が取り入れられきました。

栄養状態や衛生環境が改善されたことで急減したそうですが、

私の記憶では「おしりワッペン」また「おしりぺったん」と呼んで地域もあるようで

子どものネーミングセンス、なかなか面白い。

番組では当時の検査方法を示すイラストも紹介されたのですが、

かなり恥ずかしいシュールな体勢でおしりにぺったんする絵は、

なかなかのインパクトがありまして、

今思い出しても、あれはけっこう屈辱的な検査ではあった(笑)

「座高」は2014年、「ぎょう虫検査」は2016年から

学校の身体検査や健康診断の必須項目から外されています。

まあ、2000年代まで、あの昭和な検査項目が残っていたことに

逆にいささか驚かないでもありません。

同時に、おしりワッペンと座高について、ふと考えさせられた。

富国強兵のために取り入れられた「座高」の検査、

戦中戦後の栄養、衛生環境の悪化に伴う「ぎょう虫検査。

どちらも、昭和が戦争の時代だったことを物語る証でもあるのだ。

令和の学校生活から消えた二つ。

モノクロ映像に残る「座高」と「ぎょう虫検査」。

令和さんは戦争を決して体験することのない未来であってほしい。

ワッペンと座高が、歴史を教えてくれる。

(写真は)

もりもとのプチパン

令和のパンは

ちっちゃくて

おいしい