かけはしバウム
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時を重ね
心を交わし
東と西を
つないだ
かけはしバウム
日本は世界一のバウムクーヘン王国かも?
昨日、コメンテーターとして出演させて頂いたHBC「今日ドキッ!」、
番組冒頭で紹介されたのが「バウムクーヘン博覧会」。
大丸札幌店で昨日から始まったイベントには、
全国のバウムクーヘン約300種類が勢ぞろい、まさにバウム博。
伝統的なバウムから進化系まで47都道府県のご当地バウムが並び、
富士山に見立てたミント味、宮崎特産マンゴーを練り込んだもの、
中からショコラフォンデュが流れ出すバームクーヘンまで、
もはや、バウムの範疇を超えつつあるような趣向を凝らしたものも。
本場ドイツの人がこの会場に来たら、ぶったまげると思う(笑)
独自に進化を続ける日本のバウムクーヘンは
もはや「シン・バウムクーヘン」「バウムクーヘン2.0」と呼びたくなる。
ドイツでこの博覧会開いたら、大ウケするかもなんて妄想してしまった。
バウムクーヘンは「年輪」という意味のドイツ発祥のお菓子。
元々はドイツ東部ザクセン州のドレスデンやザルツヴェーデルなどの地域で
伝統的に作られていたお菓子で、製造方法が法律で細かく決めれられており、
本格的な物を作れる職人や店舗は限られ、ドイツでは日常的なお菓子というより、
クリスマスや特別な日に味わう高級菓子なのです。
第2次大戦後、ドイツは東西に分かれ、
バウムクーヘンを作る地域は東ドイツになりました。
1989年東西ドイツが統一されるまでドレスデンなどの人々は
めったにバームクーヘンを口にすることはできなかったのだそうです。
なぜ?
バウムクーヘンは西ドイツの親戚や友人への贈物だったから。
西側の知り合いからせっけんやコーヒーなど
東では入手できないものを送ってもらい、そのお返しに
東ドイツで作られていたバウムクーヘンを送ったのですね。
東西分断時代、東の人々はバウムクーヘンを買ったらその足で郵便局に直行、
西側の親戚や友人に送ったそうで、西ではお目にかかれないバウムクーヘンは
とても喜ばれたと言われます。東西に引き裂かれてしまった人々を
「年輪」という名のお菓子がかけはしとなって心をつないでいたのです。
東西ドイツが統一されて、ようやく旧東ドイルの人々も
自分のために我が町のバウムクーヘンを口にできるようになったのですね。
ドレスデンやザルツヴェーデルなどバウムクーヘン発祥の地域では
今も昔と変わらないレシピと製法で時を刻むお菓子が焼かれています。
バウムクーヘン。
年輪のように層を重ねたドイツ伝統のお菓子には
さまざまな歴史、人々の心が刻まれている。
それは、かけはしバウムなのだ。
(写真は)
「バウムクーヘン博覧会」
には行けてなくて
代打バターサンドクッキー(笑)


