ふきん付き合い

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しばしお待ちくださいませ★★★

たくさん

作ったの

良かったら

どうぞ

ふきん付き合い

桜前線も北海道に上陸し、

早く咲いた我が家駐車場の一本桜は名残りの桜の風情、

桜並木の桜はまさに満開に向けて桜色の競演となています。

レンギョウの黄色、真っ白な辛夷、若葉の緑萌え、

北国の美しい春本番がやってきました。

となると、おやつは「柏餅」♪

緑美しい柏の葉に包まれたお餅は

鼻をくすぐるほのかな甘い香りがなんともよいのよね~。

柏の葉は天然素材100%のサスティナブルな優れた包装材、

昔の人の知恵は本当にすごい。

ふと・・・思い出しました。

今は柏餅とか草餅とかべこ餅とか和菓子はお店で買いますが、

子どもの頃はよくご近所から手作りのお餅やお団子をいただいたものです。

よもぎも近くの山から採ってきたりして、まさに100%自家製だったりね。

「たくさん作ったの、よかったらどうぞ♪」

斜め向かいのおウチのおばさんがよく届けてくれてましたっけ。

作りたて、蒸かしたてのお餅やお団子をお盆にたっぷり載せて、

その上には晒しのふきんがふわりとかかっていました。

最近のキッチンではあまり見かけなくなった、あの綿の晒しのふきん。

白と藍の模様だったり、「ふきん」と流文字が描かれていたりしてたなぁ。

わくわくしながら、その晒しふきんを取ると、

まだ温もりのあるお餅やお団子やべこ餅が並んでいました。

今のお店で売っているような小ぶりのお洒落なサイズじゃなくて、

どれも大ぶりで、少し形が不揃いだったりと

作った人の手の温かさが伝わってくるようでいとおしかったなぁ。

晒しのふきんがほどよく蒸気を吸ってくれたできたての草餅、べこ餅は

本当に美味しくて、「○○さんのおばさん、ありがと」と心底思ったものだ。

昭和のあの頃、晒しのふきんが大活躍していた時代だった。

ラップも密閉容器もなかったから、

ご近所へのお裾わけには、真新しい清潔な晒しのふきんをかける。

「ああ、お盆もふきんも、そのまま返してくれていいからね」なんて、

お相手に気を遣わせないさりげない心配りが行きかっていた。

マンション住まいとなった今ではほぼ見られなくなった風景だ。

ご近所同士で手作りのおかずやお菓子をお裾分けすることは

もちろん皆無ではないけれど、色々、気遣うことも多かったりする。

味の好み、アレルギーの有無、時には食中毒も心配になるから

なかなかハードルが高いのが正直なところ。

ラップや密閉容器やジップロックや可愛い紙ナプキンとかいっぱいあるkれど、

昭和の昔のような手作りのお餅やお団子が行き来することは少なくなってしまった。

晒しのふきんがかかった温もりをのこした草餅やべこ餅。

「ふきん付き合い」のあった時代の懐かしい風景だ。

今はもう食べられない

幻のおやつ、なのかもしれない。

(写真は)

ご近所の「もりもと」の柏餅

白のお餅はこしあん

緑のお餅はよもぎ&粒あん

プロの柏餅は選択可能♪