桃のチカラ
孫悟空
桃源郷
桃太郎
桃の節句
桃のチカラ
今日3月3日は雛祭り。
先週末からの春のような陽気から一転、氷点下の朝となりました。
ぽかぽかからブルブルの寒の戻り、「お雛さまにもダウンを着せなくちゃ」と
朝のラジオで言ってましたが、確かに十二単でも今日は寒いかも。
「桃は魔除け 伝来は弥生時代?」
今朝3月3日の朝刊に興味深い小さな記事を発見しました。
古来から桃は邪気を払う特別な力があるとされる聖なる果実で
伝来したのは縄文時代ともいわれてきましたが、同志社大学などの
研究チームの調査によるとその時期は弥生時代だったらしいのです。
桃は中国原産とされる外来種で縄文時代の地層から種を包む固い部分=核が
出土していましたが、放射線炭素年代を測定すると弥生時代中期以降の値を示し、
階級が顕在化し王墓も出現する頃にあたり、海外からの先進文化や技術とともに
桃、そして桃にまつわる思想も入ってきたのではないかと考えられるそうです。
桃に霊力があるという思想は古代中国に源流があるようで、
もともと妊婦のつわりの特効薬とされたことから、
仙人の食べる不老長寿の聖なる果実となり、
孫悟空の超能力もはその実を食べことから身についたとされています。
また詩人陶淵明は「渓によりて行き、道の遠近を忘る。
たちまち桃花の林に逢う」と「桃源郷」の様子を描写しています。
甘いみずみずしい桃の実とともに、こうした不思議な桃の物語も
海を超えて古代の日本にもたらされたようです。
黄泉の国から戻るイザナキノミコトが追いかけてくる鬼神に
桃の実を三つ投げて難を逃れたと古事記にあるし、
桃から生まれた桃太郎伝説に桃の節句も
桃のチカラ、スーパーパワーにちなんだものなのですね~。
ちなみに東洋のモモの果肉はく甘くてみずみずしく、
西洋のモモは黄色い果肉で酸味が多いためなのか、
モモはモモでも、桃とPeachではイメージが違い。
魔除けや霊力があると信じられてきたのはもっぱら東洋の桃らしい。
そういえば、日本には桃の家紋もありますよね。
「丸に一つ桃」とか「丸に葉敷き桃」とか「葉付き三つ桃」などなど。
あ、桃屋のロゴの由来も、葉付きの桃+矢=桃屋、
創業者が古代中国で吉兆や長寿のシンボルであることから社名にしたとか。
三寒四温、春まで行ったり来たり。
寒の戻りで少しブルブルの桃の節句ですが、
桃の花、桃のお酒、桃のお菓子などでスーパーパワーにあやかりましょうか。
桃のチカラ、年齢制限は、ないよね?
(写真は)
我が家の豆雛さま
桜餅と並ぶと
その愛らしさが際立つ
スーパースモール


