春に咲く
細く
たよりなく見えても
若さは強い
前を向いて
春に咲く
3月6日からシステムの問題でブログ更新ができなくなっていましたが、
昨日より、当ブログ、無事復活いたしました!
ご心配をおかけしておりましたが、
本日より、いつも通り本格的に野宮ブログ再開させていただきます。
あらためて、よろしくお願いいたします!
さて、ブログをお休みしていた間にも
2025桜前線ご一行様は順調に旅を続けているようで、
3月23日の熊本。高知からスタート、東京や名古屋でも開花、
西日本や東日本では平年並み、北日本では平年より早く、または非常に早く
開花する予想となっており、東京は本日満開の予想となっています。
札幌の開花予想は4月24日あたり、ひと月後には桜の季節ですよ。
我が家前の桜並木は昨年、樹木医の調査の結果、かなりの木が伐採され、
かわりに若い桜の木が植えられ、初めての冬を越し、
今、初めての春を迎えようとしています。
伐採された以前の木と比べて、幹も細く、背も低く、たよりなげですが、
冬の雪や冷たい風にもすっくと立ち向かっている様子に
「がんばれ、負けるな~、風邪ひくな~」と見守っていました。
でもね、若い木は、実はしなやかで強いのかもしれませんね。
枝が細い分、重い雪がずっしり積もることも避けられるし、
スリムな幹や枝は強い風の抵抗をうまく逃すこともできる。
細身で弱弱しく見えるけど、意外に厳しい環境に適応できるのだ。
若い木は成長へのエネルギーをその全身に秘めている。
三寒四温の季節、そんな思いで桜の若木を眺め、円山公園駅で向かっていると、
ガラガラ・・・後ろからキャリーバッグを引く音が聞こえてきました。
リュックを背に大きなキャリバッグを引いている若者と
そのお父さんらしき男性が二人並んで私の横を通り過ぎていきました。
ああ、旅立ちの春ですね。
進学か就職か、今日、この街を巣立ち、旅立っていくであろう息子と父親。
地下鉄の駅までか、札幌駅までか、新千歳空港までか。
「送るよ」「いいよ、一人で行けるよ」「いや、送るから」
玄関先でそんな父と息子の会話があったのかもしれない。
父と息子は何を話すでもなく、ただ黙って春まだ寒い道を歩く。
息子の大きなキャリーバッグには大きな希望といくばくかの不安が詰められ、
それを見送る父の胸には大きな激励とそれを上回る寂しさでいっぱいなのだ。
二人の背中を見ているだけで、何の関係もないおばさんなのに
心がきゅっとなり、鼻がツンとし、涙がじわぁっと出てきてしまった。
10数年前に息子が進学で我が家を旅立った春は
遠方の街へのお引越しや入学手続きなどでバタバタ、
進学先で新生活の準備が整い、札幌へ戻る時に母(私)は大号泣したけれど、
そういえば、札幌に残った夫は一人息子の巣立ちをどう見送ったのだろうか。
父と息子、少ない言葉で心を交わしたのだろうか。
春。いくつもの巣立ち、旅立ちがある。
若者は大きなバッグに何を詰めていくのだろうか。
時に強い風に吹かれたり、冷たい雪に降られることもあるだろう。
しかし、若木はしなやかで強いのだ。ただ前を向いて歩いていけ。
巣立ちの春を見届けて花屋さんに立ち寄る。
満開の桜が店先にほころんでいた。
春に咲く。
(写真は)
ご近所花屋さんに
桜前線到着
お店の前でお花見気分♪


