32センチの夢
わくわく
どきどき
ほっこり
心がおどった
32センチの夢
子どもの頃から大好きだった場所。
天井まで続く壁一面の大きな棚に
あれもこれもみんな読みたくなる本がぎっしり。
いつまでもいたくなる空間。それは、本屋さん。
本屋さんに連れて行ってもらうと、時間を忘れた。
色も厚さもサイズもさまざまな背表紙に心がときめき、
手が届かない本があると、「これかい?」って言って、
本屋さんのおじさんがひょいと取ってくれたりしたっけ。
そんな本屋さんの店主になれるとしたら!?
昨日コメンテーターとして出演させて頂いたHBC「今日ドキッ!」は
「あなたも店主になれる?小さな小さな書店がキニナル」を特集。
札幌にちょっと変わった書店がオープンしたのです。
今月1日、札幌中心部の創成川イーストで開業したのが
店名も並べる本も値段も各オーナーが決めるシェア型書店「ぷらっとBOOK」。
32×32センチの木の棚ひとつひとつが小さな書店になっていて
費用賃料は月3300円(店番あり)月5500円(店番なし)、
1冊売れるごとに手数料100円というシステムで
つまり、誰でも、本屋さんの店主になれちゃうのです。
昨今は書店閉店のニュースが相次ぎ、全国の書店数は20年で半減。
札幌中心部のHBC周辺でも入社当時から複数あった書店も今はなく、
本好きとしてはとても淋しい今日この頃。
儲けよりも本との出会い、お客さんやオーナー同士のふれあいなど
「本」を介して人と人がつながれる地域コミュニテイーになればと
「ぷらっとBOOK」の代表の方が開業のきっかけを語っていました。
32センチ×32センチの小さな小さな書店が肩を寄せ合うシェア型書店。
すでに色々なオーナーさんたちが「本屋さん」をオープンしていました。
旅の本、ビジネス関連書、ワインやビールの本、
お気に入りの絵本も思い切って出品した女の子のオーナーさんも。
本の並べ方、ディスプレイ、店名、看板などなど
それぞれの個性や思いを込めた「推し本」が並ぶ32cm角の本屋さん。
VTRを観ているうちにむくむくと憧れの本屋さんへの夢が膨らんできた。
さあ、どんな本を並べようか・・・?
そうだ、家の書棚にたくさんの料理本があるぞ。
カンボジア、ラオス、ベトナムなんかの料理本などを並べて、
え~っと、店名は「アジアン・テーブル」ね、
で、VTRに出ていたワイン関連のお店のお隣に出店しよう。
世界の料理やワインや旅が好きなお客さんたちやオーナーさんと
わいわいお喋り、情報交換とかできそうで、想像するだけで楽しい。
そのうちご近所にイタリア料理とか台湾料理の書店ができるかも。
むふふ、本屋さんの店主になれちゃうって、すごい素敵だ。
本屋さんが大好きだった。
紙の本がぎゅっと集まった空間の、あの匂い。
背表紙の向こうに時間や空間を軽々と超える世界が広がっていた。
活字と挿絵を追えば、どこへでも旅立てた。何にでもなれた。
便利な電子書籍もあるけれど、
やっぱり、紙の本が好き。本屋さんが好き。
その気になれば本屋さんの店主になれる時代が来た。
32センチの夢、膨らむ膨らむ。
(写真は)
「鼎泰豊」ランチ
台湾料理本の店主もいいなぁ
おいしい料理本集めたくなる


