雪のおふとん
真っ白
ふわふわ
たっぷり眠って
甘くなる
雪のおふとん
お米も卵もお野菜も物価高にため息がでる昨今ですが、
昨日、ご近所スーパーの店先でおもわず頬が緩みました。
野菜売り場には北海道産の鮮やかな緑のニラ、
鮮魚コーナーにはピカピカ鱗が輝く春告げ魚ニシンなど
春が近いことを感じさせる食材が入荷していました。
まだまだドカ雪、暴風雪の心配がありますが、
立春過ぎて暦の上では春、ニラやニシンに励まされました。
季節は一歩一歩ちゃんと春に向かって進んでいるのですね。
雪の下では春の準備が始まっているのかも。
ん?雪の下?そうだ、雪の下にはおいしい宝物が眠っているのだ。
それは、和寒町や剣淵町が主産地の「雪の下キャベツ」。
雪が積もる直前に根を切り離し、雪の下で眠らせ雪の深い1~3月に
雪の中から掘り出して収穫された越冬キャベツであります。
昔、豊作になり過ぎて収穫されずに雪の下に埋もれたキャベツを
掘り出してみたら、すごく甘くておいしかった!
そんな偶然から生まれたとも言われていますが、
キャベツひと玉500円の時代ではありえない発見だったかも。
雪のおふとんでぐっすり熟睡したキャベツがなぜ甘くなるのか?
実は雪の中は意外と温かく0度前後に保たれていて、
凍ってダメになる温度ではないけれど、凍りそうな温度もあるので、
キャベツが寒さから身を守るために糖度をあげて身を守るのだそうです。
普通のキャベツの糖度は7~8度ですが、
雪の下キャベツは糖度が10度近く、そりゃ、甘いよね~。
雪の中でただスヤスヤ冬眠してるだけじゃなかった、
キャベツは身を守るために一生懸命糖化していたのね。
雪のおふとんの中で春に向けて自主トレ続けていたのだ。尊敬。
先日そんな「雪の下キャベツ」をいただきまして、
さっそくありがたく「ポトフ」を作って、実食。
はふはふ・・・甘~い!・・・・ジューシー!
特に芯に近づくほど甘みが増していくようでめちゃ美味しい。
我が家で冬を過ごした越冬じゃがいもと越冬にんじんとともに
雪のおふとんでよく寝た雪の下キャベツをことこと煮込んだポトフ、
これはもう「春待ちポトフ」でありますね~。
さあ、次は鰊で春を待とうかな。
(写真は)
雪の下キャベツ
甘い甘い
春待ちポトフ


