暮らしの宝石

365日

感謝と

喜びと

愛を伝える一粒

暮らしの宝石

言うまでもなく、聞き飽きたかもしれませんが(笑)

今日2月14日はバレンタインデーです。

本命チョコ、義理チョコ、友チョコ、自分チョコと

時代とともにチョコレートが担う役割も変遷を重ね、

今や1年に一度、チョコを爆買いするチョコ好きも多いようですね。

一応、わたくしも夫と息子にチョコを贈りましたよ。

我が家御用達のショコラトリー「L’air du temps(レール・デュ・トン)」の

宝石のような美しいベルギーショコラであります。

あまりにキレイで贈る方も心が浮き立つショコラなの。

鮮やかなルージュレッドのハートや爽やかな緑など

色とりどりの一粒ショコラがお行儀よく詰め合わされたボックスは

まさに宝石箱のようです、持ってないけど(笑)

艶やかに輝く宝石ショコラはベルギーチョコレートならでは。

16世紀から17世紀前半までスペインの領土だったベルギーには

1635年にはスペイン経由でカカオが伝わった記録が残されています。

その後1885年に国王レオポルド2世が植民地コンゴでカカオ生産を始め、

スイスから製造技術を導入、ベルギーのチョコレート産業が発展します。

そして1912年、世界で初めてクリームやナッツのペーストをチョコで包む

ボンボンショコラがベルギーで発明され、一躍、ベルギーショコラが

世界的に有名になりました。ちなみにボンボンショコラはフランス語、

ベルギーでは「プラリーヌ」と呼ばれています。

ひと口ショコラの製法には、中身をチョコレートでコーティングする

フランス式のエンローバータイプと

シェルと呼ばれるチョコレートの殻に中身を流してチョコでふたをして固める

古典的なベルギー製法の2種類があります。

色とりどりで美しい形の一粒ショコラ「プラリーヌ」は

この伝統的なベルギー製法によって作られているのです。

パリのショコラティエのボンボンショコラと

ブリュッセルのショコラティエのプラリーヌは製法の違いから

形や大きさ、ニュアンスが微妙に異なっているのもチョコ好きに楽しい。

パリから赤い特急タリスでブリュッセルに日帰り旅をした時も

フランスのショコラとベルギーのショコラの違いに興味津々だったし、

何よりも暮らしにショコラが根づいているのに感動しました。

ブリュッセル駅のホームにゴディバの売店があるんだもん。

駅構内にもゴディバをはじめショコラトリーの店舗が並び、

世界遺産グランプラスの周りもショコラトリーだらけ(笑)

世界的に著名な高級店もあれば、カジュアルなお値段もお店もあり、

街の人は一粒から大きな箱詰めまでその日の気分でチョコを買っていた。

恋人や家族へ、お世話になったあの人へ、水漏れを修理してくれた大家さんへ、

しばらくあっていないおばあちゃんへ、ちょっと疲れた自分へなどなど、

小さな一粒ショコラはベルギーの人々の暮らしに寄り添う大切な存在。

楽し気にチョコ選ぶ様子は恋の駆け引きとか義理とかとは無関係に見えた。

人々の暮らしにいつも寄り添う身近な甘いもの。

ベルギーのショコラは日本の大福やどら焼きやお団子のような存在なのかも。

ありがとう、元気?お世話になってます、 ご無沙汰、はじめまして、よろしく

誰かにかけたい言葉をさりげなく代弁してくれる一粒ショコラは

確かに暮らしの宝石なんだとブリュッセルの街角で思ったものだ。

バレンタイン。

自分にも忘れずにね♪

(写真は)

「L’air du temps」の

宝石のようなショコラ

ベルギーでは

プラリーヌと呼びます