三つのエイジ
リアル
見積もり
見た目
微妙に違う
三つのエイジ
近頃「エイジズム」という言葉を耳にします。
年齢を理由にこうだと決めつけて固定観念を持つ「年齢差別」のこと。
昨日、コメンテーターとして出演させて頂いたHBC「今日ドキッ!」で
この、ちと気になるエイジズムを取り上げました。
きっかけは元フジテレビのフリーアナウンサー近藤サトさんの発言。
あるテレビ番組で40代で白髪染めをやめたら一気に60代扱いされ、
ATMやセルフレジなどで心配されたりと、高齢者=機械に弱い、
そんな年齢への偏見があるのではないかと話していたそうです。
街の人たちは「男性は白髪でも言われなのに女性は言われる」
「親切心でそういう声掛けしちゃうかも」との反応。
さらに「高齢者の線引き」については「65歳は若い、75かな(大学生)」、
「自分は若いと思ってる、高齢者じゃない(70代)」
「ジムでズンバしてる、若い人と飲みに行ってる(85歳)」などなど。
そーなの。ひと口に年齢と言っても、実は3つあるのですよ。
それは「実年齢」と、自分で認識している認知年齢=つまり「見積り年齢」、
そして他人様から見た「見た目年齢」、
この三つのエイジが一致することは、あまり、とゆーか、まずない(笑)
65歳以上を対象にしたある調査では、自分は「敬老の日」の対象だと思う割合は
わずか12%ほどにとどまる一方、自身の認知年齢を尋ねると、
実年齢より「1~5歳若い」「5~10歳若い」という回答が6割を上回ったとか。
シニア層は自分の「見積り年齢」は実年齢よりも若く見積もる傾向があるのだ。
うふふ、もちろん、このわたくしもね(笑)
近藤サトさんと違って白髪はカラリングしていますが、もし白髪染めをやめたら、
一気に「おばあさん」に見えるだろうことは自覚しております。
でも、自分の中身は、「おばあさん」とは思っていない。
見積り年齢をリアルな実年齢より若く見積もっている証拠だ。
ことほどさように、年齢問題はややこしい。
特に職場などで「若いからこの仕事はまかせられない」とか
「お年だから無理しないで(無理でしょ)」などなど
年齢で個性や能力やひとくくりにするような言動は
相手の尊厳を侵害するエイジズム、エイジハラスメントになりかねない。
昔からある「若作り」とか「青二才」とか「年寄くさい」といった言葉も
今の時代は年齢差別のニュアンスを含んだ表現となりえますから
悪気はなくても何気ない言い回しにも配慮が必要だと思います。
年齢に対する「固定観念」が偏見や差別につながるのですね。。
年齢は、ただの数字。
人間の個性や能力は数字でひとくくりにはできません。
まず、自分自身「もうおばちゃんだから」とか「若くないから」とか言い訳して
自分で自分にエイジズムするのはやめようとも思いました。
年齢にとらわれす、
お互いやお互いを思いやる。
そんな温もりある社会っていいと思う。
三つのエイジ、哲学的問題かもね。
(写真は)
外は2月の雪景色
花屋さんには桃の花
弥生三月までもう少し


