まちの名前
すいしゃまち
すいしゃちょう
ふらの わにし
気になる
町の名前
「すいしゃちょう→すいしゃまち
水車町 読み方どっち?」
北海道新聞朝刊の札幌圏に載っていた見出しです。
札幌市豊平区水車町の読み方をめぐっての記事でした。
地元では長く「すいしゃまち」ですが、79年の区画整備地以降、
行政の読み方表記としては「すいしゃちょう」となっているのですね。
ゆえに役所の手続きやニュースなどで「すいしゃちょう」と聞くたびに
水車町の人々は「すいしゃまちなのに」ともやもやしていたらしい。
ちなみにバス停は「すいしゃちょう」、
一方、郵便局は「すいしゃまちゆうびんきょく」、
地元の人はもっぱら「すいしゃまち」、
就職時からの札幌市民である私も「すいしゃまち」だと思っていました。
生活には大きな影響はないけれど、愛されてきた読み方、
なじみある読み方を大切にしたいと。町内会など地元住民が
読み方表記を「すいしゃまち」に変えてほしいと
昨日27日、市に要望書と署名を提出したのだそうです。
札幌市ではこれまで町名変更の関する事例はないのですが、
「さかいまち」から「さかいちょう」に変えた川崎市の例を参考に
15歳以上の住民の」4分の1以上の署名提出を一定に目安に設定、
水車町の対象人口3617人のうち1095の署名が集まったそうで、
市は前向きに検討、現地調査など進めていくことになりました。
まちの名前。大事だよね。
長く読みなれた名前と行政上の読み方が違うのは、確かにもやもやする。
それと、もうひとつ、もやもやするのが、読み方のアクセント。
たとえば「ふらの(富良野)」。
あの有名なドラマによって全国区になった「富良野」ですが、
北海道民にとっては「ふらの」は「ふ」の音が高い頭高アクセント、
しかし道外メディアなどではしばしば「ふらの」と
どの音も高くならない平板型アクセントで発音されることがある。
もやもやする。
「ふらのじゃない、ふらのだべさ」とツッコミたくなる(笑)
「ふらの」って平板で発音されると、どこか違うまちのように響く。
まちの名前、のアクセントも、意外に侮れない。
はて、生まれ育った室蘭市輪西町の「輪西(わにし)」はどうだったか?
まわりの大人は「わにし」と「に」の音が高い中高型アクセントが多かったが、
「輪西町」となると平板で発音していたような気がするし、
「わにし」と単体の場合は「わ」が高い頭高も混在していたような気がする。
まちの名前。
書き方、読み方、アクセント。
それぞれに思いや愛着がある。
まちの名前は、いとしいものなのだ。
(写真は)
今日の札幌は4月並みの陽気
桜のお菓子が勢ぞろい
花の「さくら」は平板アクセント
寅さんの妹「さくら」は頭高
名前のアクセントも面白い


