洒落揚げ
イカ
じゃないよ
タコ、だよ
粋な屁理屈
洒落揚げ
最大9連休の年末年始のお休みも今日が最終日。
お正月は家でゆっくり過ごした我が家ですが、
なんだかあっという間に、もう5日?って感じ(笑)
明日が仕事始め、そろそろ心身ともにお仕事モードでしょうか?
冬の青空が広がり穏やかな空模様に恵まれた昨日4日、
ご近所のお散歩圏内にある北海道神宮へ初詣に行ってきました。
3が日も過ぎてるし、楽勝よね~なんて余裕かまして歩いていくと、
あらら、本殿前に長い行列ができているではありませんか!
皆さん、初詣日和の青空に誘われてきたのかしら。
ふだんは行列を見ると、とっととあきらめる私たち夫婦ですが、
新春の初詣、神様を前にきびすを返すわけにはいきませぬ。
本殿をめざす善男善女の行列に大人しく並ぶのでありました。
初詣の行列はなんというか穏やかな気が流れている。
限定販売とか個数限定とか焦る要素がないしねぇ、
なんといっても神様を前にしての行列ですから、
善男善女、みなさん、新春を寿ぐいいお顔をされています。
みっしりした行列に飲み込まれそうな小柄な高齢女性に気づいたお隣の男性が
「どうぞどうぞ、前へどうぞ」と場所を譲ってあげていました。
「ああ、お気遣い、ありがとうございます」「いえいえ」。
初詣の行列は優しさと思いやりがあふれていて幸福な気持になりました。
30分ほど並んでいよいよ本殿前へ到着。
二礼二拍手一礼、後ろにいっぱい並んでおられるので、
お願い事も事前にコンパクトにまとめて(笑)家内安全、健康幸福を祈り、
神様に今年1年の無事をお願いしました。
初詣の後のおみくじは「吉」、夫は「大吉」、
夫婦合わせた平均は「中吉」(笑)ってことでまずまず良い年になりそう。
おみくじ売り場に「おみくじの順番」と書かれた紙が貼ってあり、
「大吉 中吉 小吉 吉 末吉 /凶」とご丁寧に書かれていてウケました。
「小吉」「吉」「末吉」あたりで見解の相違があったりするのかしら(笑)
とゆーわけで、お正月マストの初詣も無事完了。
昔なら初詣の後は子どもたちが凧揚げなんか楽しんでいたのでしょうが、
今は、特に雪の北海道ではほとんど見かけない光景となりました。
その「凧揚げ」、むかしは「タコ」じゃなく「イカ」だった、らしい。
中国から遣唐使船で伝わった凧はひらひらした姿から
江戸時代まで「イカのぼり」と呼ばれていて大人気の遊びでしたが、
庶民の間で流行が過熱、武家の庭に落ちたり、火事の原因になったりで
幕府がとうとう「イカのぼり禁止令」を出したのです。
これに反発した江戸っ子たち、「こいつはイカじゃなくて、タコ」と
粋でお洒落な屁理屈(笑)を言って遊び続けのが「凧揚げ」の由来とか。
いいねぇ~、お上のおふれもなんのその、洒落のめしてしまうセンス、
倹約令に抵抗して遠目から無地に見える「江戸小紋」が発達したのも同じね。
人間、ユーモアが大切ですなぁ。
イカじゃないよ、タコだよ。
なんて粋な屁理屈だろう。
洒落揚げが正月の江戸の空に舞い上がる様子が目に浮かぶ。
(写真は)
令和7年
北海道神宮本殿前
善男善女の初詣の行列
思いやりがあふれていたよ


