数字と真実

いくつもの

数字が並ぶ

そのひとつひとつに

想いを馳せる

数字と真実

今日は1月17日。阪神淡路大震災から30年。

犠牲者と同じ6434本のろうそくを夜通しともして追悼する集いの写真が

朝刊に載っていました。ろうそくは発生時刻を指した時計に見立てた月と

月に照らされた道を歩く親子を表して配置されていました。

1面トップの見出しは「ガザ停戦合意」

パレスチナ自治区ガザの停戦にイスラエルとイスラム組織ハマスが合意、

停戦の第1段階は19日から始まりますが、現時点でもイスラエルの攻撃があり、

恒久的な停戦、平和へつながるかは不安も残るようです。

ガザでは戦火がやむことを期待する声もあがりましたが、

15か月以上に及ぶ戦闘で死者4万3千人、9割の人々が家を失い、

苛酷な避難生活を強いられ、乳児の餓死や凍死が相次ぎました。

厳しい寒さと物資の欠乏の中で限界に近い状態にあるのです。

「いま、喜ぶべきなのか、これまでの被害を悲しむべきなのかわからない」

ガザ北部の50代の男性は電話インタビューでこう答えたそうです。

「非常に疲れている。イスラエル軍の戦車に今も囲まれている」。

戦争で家族を、家を、仕事を、人生を失った人々の心は

「停戦合意」を喜ぶべきか悲しむべきか、わからないほど疲弊している。

新聞、テレビ、ネット、ニュースには数字が並ぶ。

今日も6434、4万3千、9割などの数字が

阪神淡路大震災から30年、ガザの停戦合意を伝えていました。

その数字ひとつひとつに大切な命、人生があることを強く思う。

数字だけで、わかったような気になっていないだろうか。

自らを今一度見つめ直してみる。

ひとつの命が失われたことで、どれだけの家族が悲しみを背負っているのか。

ひとつの家が破壊され、どれだけの暮らしが崩壊してしまったのか。

数字が表す命と人生と暮らしを想う。

数字と真実。

かみしめながらニュースに触れる。

(写真は)

札幌も大雪予報

朝から断続的に雪が降る

積雪の数字も暮らしに直結している