Danke

サッカーは

こんなに

楽しいって

魅せてくれた

Danke、Mischa!

北海道コンサドーレ札幌の2024シーズンが終わりました。

昨日、ホーム開催された柏との最終戦は1-0で勝利。

白い雪が降る冬の道を歩きながら向かったプレミストドームは

2万人以上の赤黒のサポーターが詰めかけ、外の寒さとは別世界。

私たち夫婦も今季ラストマッチを生観戦で見届けました。

札幌らしさが戻った素晴らしい試合でした。

前へ前へとチームのベクトルがゴールに向かっていて、

スピードも球際も負けない、攻め切る意識が貫かれていました。

これこそ、ミシャ監督が目指す超攻撃的サッカーです。

7年間チームを率いてきたミハイロ・ペトロビッチ監督が

最後の指揮をとった試合には選手たちの感謝の思いが溢れているようでした。

高度な戦術で知られるミシャサッカーに順応するのは簡単ではありませんが、

懐の深い人間性も含めて、選手からのリスペクトと信頼は厚く、

昨日の締まった試合内容は監督への最大の贈物だったように思います。

試合後のセレモニーでは2万人超のサポーターを前に

ミシャ監督から感謝とお別れのメッセージが語られました。

「降格には悲しい気持ちと責任を感じている、サポーターの皆さんには

たくさん残念な思いをさせてしまったが、今日は何が何でも皆さんへ勝利を

届けなければいう思いで戦った。来季へ繋がる勝利だったと思う」。

そして最も印象的だった言葉があります。

「私はユーゴスラビアに生まれましたが、内戦で国が無くなりました。

この札幌が私にとっての故郷だと思っています。

またいつかこの札幌を訪ねたいと思います」

涙で、ミシャ監督のシルエットがぼやけてしまった。

19年間プロサッカー選手として活躍後、指導者となりましたが、

サッカー自体が人生そのものだと感じているといいます。

厳しい戦争体験がサッカー哲学と無縁ではないのだと実感すると同時に

7年間過ごした札幌を「故郷」と思ってくれていることが無性に嬉しかった。

「Danke、Mischa!」

赤黒に染まったドーム、2万人超が特別なタオルマフラーを高く掲げた。

この日サポーターにプレセントされた真っ赤なマフラーには

ミシャ監督への感謝の言葉がドイツ語で書かれていたのだ。

ありがとう、ミシャ!

多彩な攻撃で前へ前と推進する超攻撃的サッカーに魅せられました。

2点取られたら3点取ればいい、攻撃上等!

ピッチを縦に横に斜めに大きく展開して繰り広げられるミシャサッカー、

サッカーって、こんなに面白いんだって、ますます大好きになった。

ミシャさんの下でサッカーしたいから札幌に来たという選手も少なくない。

ブレない唯一無二のサッカースタイルに「惚れて」しまうのだ。

選手もサポーターもクラブも。

サッカーをもっともっと好きにさせてくれて本当にありがとう。

「皆さんは日本一のサポーターだと思っています。私からのお願いは、

これまで通りこのクラブを応援し続けて下さい。そしてコンサドーレが

いるべき場所に戻ってくる後押しをお願いします。

皆さん、愛しています」。

ミシャ監督の最後のメッセージに、心が震えた。

「Danke、Mischa!」と書かれたタオルマフラーの片面には

もう一つのドイツ語が染め抜かれていた。

「DAS 1ST SAPPORO」=「これが札幌だ」。

来季、これが札幌だを、証明しよう!

それがミシャさんへの最大の感謝のプレゼントだろう。

Danke、Mischa!

(写真は)

2024ラストマッチ

「Danke、Mischa!」

「DAS 1ST SAPPORO」

赤黒の熱いハートが鼓動した