王様ネギ

白く

太く

甘い

殿様もご所望

王様ネギ

冬の特別なお野菜が群馬県から到来しました。

縦長の段ボール箱を開けると・・・

それは立派な泥付きのおネギ様があらわれました。

「下仁田ネギ」であります。

「下仁田ネギ」は群馬県の山間部、下仁田町特産のブラントネギ。

群馬出身の大学時代の友人から毎年冬に送られてくるのですが、

なかなか札幌ではお目にかかることができないネギの王様、

一度味わうとその魅力に虜になってしまいます。

白く太くて加熱すると驚くほど甘くなるのが最大の特長で香りも高く、

ネギ特有のタンパク質であるミューシンや辛み成分の硫化アリールが

ほかのネギの3倍含まれていて、ビタミンBCも豊富。

とろけるような舌触りと味わいはネギの概念を変えてしまうほど。

その美味しさに江戸時代の殿様も夢中、文化2年11月8日付で

「ネギ二百本至急送れ、運送代はいくらかかってもよい」という趣旨の手紙が

残されており、下仁田ネギは別名「殿様ネギ」とも呼ばれていて、

「ねぎとこんにゃくは下仁田名産」と上毛かるたにも謳われています。

我が家ではスープ煮にしたり、すきやきや鍋物にと寒い季節にカラダも心も

ぽかぽか温まる下仁田ネギ料理を色々と楽しませてもらっていますが、

毎年、同封されているリーフレットに新たな下仁田ネギレシピが

掲載されておりましたよ。

ぶつ切りネギにチーズがとろり「下仁田ネギのひと口ピザ」や

油揚げに下仁田ネギと味噌を詰めた「キツネギ」、

そして不思議なネーミングのお料理もありました。

「こ・し・ねのキムチいため」。

「こ・し・ね」・・・って、なんだ???

「こしね」とは群馬名産のこんにゃく、しいたけ、ねぎを使った郷土料理で

それぞれの材料の頭文字をあわせて「こしね汁」と名づけられました。

これをアレンジした炒め物のようです。

こしね、ね~、いいですね~。

こんにゃくもしいたけもねぎも大好き、

送料はいくらかかってもいいからネギ二百本送れと所望した殿様も

お城で召し上がったのかしら、「こしね汁」。

下仁田ネギは、本当にすごい。

コンソメ仕立てやキッシュなど洋風料理にして抜群に美味しい。

白く、太く、甘く、とろけるような殿様ネギ&王様ネギでありますが、

昨年に続く高温と多雨で例年の6割ほどの不作が続いているそうです。

暑さにも負けず、雪の札幌に到来した下仁田ネギ。

貴重な王様ネギ、大切にいただきます。

(写真は)

群馬名産「下仁田ネギ」

薬味じゃないよ、

主役になる王様ネギ