だんハラ
年末年始
家族そろって
帰省する?
団欒する?
だんハラ?
「年末年始がつらい」その⓶
日曜朝刊フォーラム面が先週に続きこのテーマを特集していました。
年年末年始の「家族団らん」という圧力に違和感や居心地に悪さを感じる、
当たり前とされる光景が人によっては苦痛になることもある。
そんな気持ちに寄り添える社会になればという企画の第2弾。
ある女性は例年繰り返される夫の実家への帰省が苦痛で、自分だけ都内に残り、
正月2日から営業している書店のカフェで一人の自由を満喫したそうです。
この書店は「年末年始は家族と団らんすべきだという同調圧力やお祝いムードに
生きづらさを感じている人たちに息抜きできる場所を」と他の書店が休業する
12月30日~1月3日にあえて営業していて、いつもの平日より客数は多いとか。
クリスマス、年末年始、キラキラ&お祝い&家族団らんムードを見聞きすると、
なんだかもやもや、孤独や孤立を感じて辛くなる人は少なくないのだ。
「クリスマスどうします?」「年末年始は帰省する?」などなど
相手は天気の話をするノリで聞いてくるけど、人によってはその話題を
振られること自体がしんどい場合もあると思う。
そんなこと言ったら世間話もできないだろう、と言われるかもしれないけど、
団らんが苦手だったり、家族との関係に悩んでいたり、
台所で働きっぱなしの年末年始が辛かったり、一人で暮らしていたり、
世間の「普通」の押し付けに人知れず傷ついている人がいることに
社会は気づくことは必要なんじゃないかと思ったりする。
「家族団らん」は明治期に欧米から持ち込まれた「スイートホーム」から由来する
言葉だそうで、戦後の核家族化とともに広く一般に広まった価値観らしい。
でも実際は男性は長時間働き、子は塾や習い事、女性もパートと忙しく、
せめて年末年始くらいは「家族団らん」をしなければと帳尻合わせのように
家族の確認が必要なのかもしれないという専門家の分析も載っていました。
ふ~む、確かにね~、年末年始の「家族だんらん」風景は
日頃の帳尻合わせ的な側面はなきにしもあらずかも。
世間の「普通」のように見える家族団らんも絶対的な価値観とも限らない。
それぞれの幸せ、それぞれの年末年始があっていいんだよね。
団らんは幸せな風景に見えるけど、それを無自覚に押し付けたり、
立ち入って尋ねたりするのは配慮に欠けるのかもしれない。
行き過ぎれば、団らんハラスメントになりかねない、のかも。
だんハラ、そんな言葉は生まれてほしくない年末なのだった。
(写真は)
フランスのクリスマスは
帆立が定番料理しい
帆立とアボカドのカクテル
ウチの定番前菜



