旅する果実
中国から
オセアニア
アメリカ
そして日本へ
旅する果実
暦通りに冬が来ました。
昨日の立冬の朝、窓を開ければ一面の雪景色。
白い雪をかぶった街路樹はクリスマスツリーのようでした。
今年の冬将軍さん、きっちりカレンダーに合わせてのご到着です。
今朝も晴れてはいますが、気温は昨日よりさらに低く、
札幌の最低気温は氷点下1℃、最高気温も7℃の予想、外は寒い!
けど、マンションの我が家は気密性が高いためか、室温は17℃前後、
あったかいとまでは言いませんが、まだ暖房なしでもイケる気がして、
もこもこルームシューズ、もこもこブランケットで頑張っております。
ったく、早く暖房つければいいのものを、何と戦っているんだか(笑)
すっかり冬景色の昨今でありますが、
ちょっと珍しいフルーツをいただきました。
いや、そのフルーツ自体はおなじみではあるのですが、
作られているのが、日本の佐賀県、と聞いて驚いたわけですよ。
なんと、佐賀県産のキウイフルーツ♪
秋に宝石のような葡萄を楽しませていただいた、
伊万里町の「いのうえオーチャード」で作られているらしい。
国産キウイ、初めてお目にかかりました。
温暖な気候に恵まれた佐賀県では、果実が緑色の「ヘイワード」と
黄色の「ゼスプリゴールド」の2つの品種が生産されていて、
特に2004年からニュージーランドのゼスプリ社との契約で
生産できるようになった「ゼスプリゴールド」の栽培は
国内では佐賀県と愛媛県だけなんだそうです。
我が家に到来したのが、まさに、その佐賀県産「ゼスプリゴールド」。
ほどよく熟すのを楽しみに待ってから、いそいそといただきましたよ♪
うわぁ・・・わずかに翡翠色を帯びた黄色が美しい。
ぱくり・・・あ、甘~い!
そして、ほど良い酸味がさらに甘さを引き立ててくれる。
キーウィー=ニュージーランドと思っておりましたが、
日本で、佐賀県で、こんなに美味しいキウイができるなんて、
日本の、佐賀県の果実栽培の歴史と実力に、あっぱれ!
同時にこのおいしい果物の旅路に思いを馳せるのでありました。
キウイフルーツの原産は中国の南部ですが、栽培はほとんどされておらず、
1904年に中国を訪れた女性旅行者によってキウイフルーツの種が
ニュージーランドに持ち込まれ、品種改良されて現在のキウイの原種が誕生。
当時は「チャイニーズ・グースベリー」と呼ばれていました。
その後50年ほどで生産量も安定、アメリカなどの輸出するにあたって、
外国にアピールするため、ニュージーランドの国鳥「キウイバード」に
ちなんで「キウイフルーツ」と命名。日本に登場したのは1960年代で、
現在では国産キウイもお目見えするようになったというわけです。
ビタミンCたっぷり、爽やかな甘酸っぱさが人気のキウイは
もはや日本のフルーツライフに欠かせないレギュラー選手ですが、
原産地の中国からニュージーランド、アメリカ、日本と
幾つもの大陸、世界中を旅してきた果物なんですね。
旅する果実。
ユーラシア大陸からオセアニア、アメリカ大陸、そして日本へ。
九州佐賀県育ちのキウイを味わっていると
その旅の思い出が蘇る・・・ような気がした。
(写真は)
佐賀県産キウイフルーツ
翡翠色がかった黄色
甘くてほど良い酸味の
ゼスプリゴールド♪


