おさかなの未来
少なく
小さく
やがて
消えてしまう?
おさかなの未来
いよいよ、冬将軍の本格上陸との予想。
朝の札幌は晴れていますが、空気が昨日よりピリリと冷たくて
道内各地ではすでに白い雪模様となっているところもあるようです。
現在の気温は氷点下1℃、札幌も雪、降りそう。今日は寒いぞ。
だがしかし、地球温暖化が収まったわけではありません。
月曜日の朝刊特集記事の見出しに心が重くなりました。
「食卓からサケが消える?」
漁業を取り巻く状況は厳しさを増しています。
日本の漁獲量は1980年代をピークに減少が続き、
2023年は282万㌧で過去最低を更新、ピーク時の4分の1の不漁。
特にサケ、サバ、サンマなどの食卓を支えてきた魚種の落ち込みが激しく、
このままでは朝の食卓から焼き鮭が消えるかも?と心配になる。
漁業者の高齢化、燃料費高騰、後継者不足といった難題とともに
地球温暖化による海の環境変化が漁獲量に大きな影響を及ぼしています。
魚の分布が変わり、これまで獲れた魚の数が減り、
さらには「小型化」も進んでいるんだそうです。
東京大学大気海洋研究所の専門家は
「温暖化が進むにつれて様々な食用魚が小型化していく」といいます。
コンピューターシミュレーションによると、このまま温暖化が進めば、
今世紀末にはサンマの体調は2.5cm小さく、体重は40g減る見通しだとか。
冬に海面が十分に冷やされないと深い場所と浅い場所で水の循環が弱まり、
表層の栄養分が減少、プランクトンが減って魚が小さくなる、らしい。
1978年から2018年のデータ分析ではイワシやサバなど11魚種について
海水温上昇に伴う「小型化現象」が起きていることが明らかだったとか。
年々、サンマがスリムに小さくなっている実感があります。
以前なら秋の旬の時季の秋刀魚は大きくて丸々と魚体も太くて、
魚焼きグリルの網から尻尾がはみだしそうなくらいだったのに、
最近はそんな心配は必要なし、しゅっと収まってしまうものね。
おさかなの未来はどうなってしまうのだろう。
朝の食卓にはサケ、秋はサンマ、それが当たり前だと思っていたけれど、
そんな豊かな海の幸に恵まれた食文化を次の世代に残せるのだろうか。
少なく、小さくなっていくおさかなの未来が心配でたまらない。
温室効果ガス削減に向けて世界規模で国や企業が取り組むのはもろろん、
わたしたちが個人としてできることはもっとないだろうか。
たとえば、地元の水産物を積極的に食べることで、長距離輸送による
CO₂の排出を減らすことができると記事にありました。
そうだ、ご近所スーパーの魚売り場で地元産のおさかなを買うこと、
美味しくいただくことで漁業者を応援し、CO₂削減にもつながるんだよね。
魚種交替で漁獲量が増えた北海道産ブリももっともっと食べようと思う。
ブリの照り焼き、ブリの香草焼き、ブリの中華風炒め、色々あるもの。
おさかなの未来を守るために、
地元のおさかなを食べるんだ。
おいしく誓う初冬の朝だった。
(写真は)
おさかなの未来を守ることは
日本の和食文化を守ること、
水菜の煮浸し、
しみじみ美味しい



