記憶薬

懐かしい

あの頃

あの人々

あの自分

記憶薬

やっぱり早起きは2点のお得だった。

今朝、夜明け前の午前3時に起床、

W杯アジア最終予選サウジアラビア戦をDZONで生観戦、

日本は2-0で勝利、最終予選3連勝を飾りました。

過去3戦3敗と鬼門だった敵地サウジアラビア戦でしたが、

前半14分、完璧に相手を崩した攻撃で最後は鎌田選手がゴール、

攻め込まれる場面もDE陣やGK鈴木選手の好セーブでしのぎ、

後半36分、途中交代で入った中村選手がCKから

強烈なヘディングシュートを決め、宿敵サウジを倒しました。

中東の暑さ、満員の観衆からの大声援と厳しい環境、

相当タフな試合でありましたが、いやあ、森保ジャパンはたくましい。

当たり前だけど、誰もサボらない、誰もが必死で守備に走り、

攻撃となれば誰もが二つ三つ先を見越したプレーで相手を崩す。

サッカーIQの高さをしみじみ実感います。

そして選手層の厚さも頼もしい。

残り10分を切ったところで出てくるのが久保選手や中村選手だもん。

ヨーロッパリーグでめちゃくちゃ調子良い選手が

ベンチにうじゃうじゃ(笑)控えているなんて、贅沢すぎる。

次のホーム、オーストラリア戦も楽しみ♪

てなわけで、けっこうゴキゲンで眺めていた朝刊に

ちょっと興味を引く記事が載っていました。

「なつかしい記憶 幸せ感じる?つらい?」

懐かしい記憶は人生の意義や価値に関係しているらしい。

心理学的になつかしさには家族や友人らとつながっていると認識する

「社会的結びつき」、昔の自分につながる「自己の時間的連続性」、

かけがえがなかったと見出す「人生の意味」、自分がどういう人間かを

確かめる「自己の明確化」の4つの機能があるのだそうです。

京都大の研究グループが20~87歳の600人を対象に

なつかしい記憶で幸せな気分になるか、つらい気持ちになるかを調査、分析。

その結果、なつかしい記憶で肯定的な気分になる人は

前述の4つの機能すべてを強く感じていて、特に「社会的結びつき」が

将来の人生と意義と価値を見出すことがわかったのだそうです。

なつかしい記憶は年齢を重ねるにつれて肯定的な気分を起こすとされ、

高齢者を対象とした心理療法には、昔の写真や映像を見てなつかしい気持ちを

グループで共有し幸福感の向上につなげる「回想法」がありますが、

京都大の研究では比較的若い世代も同じ傾向があることがわかったそうです。

なるほど、思い出は日々幸せな記憶になっていくのですね。

なつかしさには、あの頃、あの人々、あの時の自分が刻まれていて、

それは、いつしか、人生の意味や価値を見出すよすがとなっていくのだね。

う~ん、なんだか、わかるなぁ・・・。

このところ、年々歳々なつかしく幸せな記憶が増えていくような気がするもの。

子育てだってあれやこれや悩みや不安がいっぱいだったはずなのに、

気がつけば、「あの時こーだった」「そーだったねー」と

とっくに大人になった息子の思い出話を夫婦でのんきに語っていたりする。

「日日薬(ひにちぐすり)」という言葉があります。

月日の経過がくすり代わりになるという意味のようですが、

もしかしたら、人間の心のメカニズムにもなつかしい記憶を

月日が幸せにする機能があるのかもしれない。

過ぎた日々は愛おしいとか、言うもんねぇ。

なつかしさを誰かと語り合うことは心に良い効果がありそうだ。

なつかしい記憶が自分を慈しんでくれる。

記憶薬には処方箋はいりません。

(写真は)

北見銘菓 大丸の

「ほっちゃれ」と「どら焼き」

入社2年目、北見に転勤した

なつかしい記憶の甘さ