ほめてほめて
コツコツ
一生懸命
頑張って
いるんだもん
ほめてほめて
冬の音だった。
いつものように早起きしてコーヒー片手に朝刊を読んでいると
ザー、ザザー、何やら外から音が聞こえてきた。
朝5時50分、こんな早くから何か工事でも始まった?重機の音?
と、レースのカーテンを開けてみてビックリ!
雪だ。
あられのような固い粒の大きな雪がかなりの勢いで降り積もり、
家々の屋根はすでに真っ白になっていた。
2024年10月20日、札幌中央区で初雪観測byワタシ(笑)
昨夜から日本列島は今季初めての西高東低の冬型の気圧配置となり、
北海道には平地でも雪を降らせる寒気が流れ込み、
昨日、稚内で今季全国初の初雪を観測、その後旭川、網走、帯広、
そして札幌でも今朝、初雪が観測(by気象台)されました。
いよいよ、とゆーか、初雪、早くない?
そーなんです、今年の道内の初雪は旭川をのぞいて
昨年より3週間以上も早い観測なんだそうです。
札幌は平年より8日早く、昨年より22日も早い初雪でした。
だよねー、札幌の初雪って11月というイメージだったもん。
冬タイヤ、冬用ワイパーなどなどクルマの冬準備もまだだったーと、
焦ってしまいましたが、7時過ぎにはすっかり初雪も解け、
この寒気の強い状態は長続きせず、午後からお天気は回復見込みとか。
でも冬支度、早くしなくちゃね。
とうとう初雪か~とコーヒーのマグカップで両手を温めながら
朝刊の読者欄を眺めていると、ある投稿に目が留まりました。
「書道で五重丸 はりき80代」
書道教室に通う80代母と共に学ぶ60代の娘さんの投稿でした。
最初は小筆で始めた母は今は大筆に挑戦、
最近は先生が大きな五重丸をつけてくれるそうで、
席に戻るとすかさず「すごい大きな丸をくれはったわ」とうれしそう、
お稽古の後は家族で楽しく作品の品評会をしているという内容でした。
先生のお手本と五重丸のついた80代母の作品を見比べて、
「ほほ~、なかなか良いやないか」「いやいやまだまだ、この留めが」
な~んて、家族で品評会をしている様子が浮かんでくるようで、
初雪の朝、読んでいてほっこりしました。
五重丸は、嬉しいよねー、大人だってほめられたいもん。
と、ふと先日の歯医者さんでの会話を思い出しました。
歯科衛生士さんの定期チェックだったのですが、
「いいですね~、歯磨き頑張ってますね~、磨けてますよ」との言葉が、
めっちゃ、嬉しかったのだ。
「なんか、ほめられると凄く嬉しい」と言うと、
「ですよね、褒めるって大事ですよね」と
歯科衛生士さんが反省を込めてか、ある出来事を教えてくれました。
責任の大きなお仕事をされているらしいミドルエイジの男性患者さんの
定期チェックをしていた時のこと。
歯磨きチェックは特に問題なかったので
「じゃ、歯石取りますね」と次に行こうとしたら、
突然、男性が「ちゃんと磨けているだろ?」と反発、
「はい、磨けてますよ」と慌てて答えると
「頑張って磨いているんだよ、褒めてくれよ」と言われたそうです。
大人になるとね、なかなか褒めてもらえないからね~。
特に責任の大きな立場になると部下を褒めたり指導したりはあっても、
自分自身が褒められることは少ない、というか、まずない。
キャリアを積めば積むほど、誰からも褒められるなくなるものだ。
公の場ではなかなか「褒めてくれよ」なんて言えないけれど、
毎日毎日、歯科衛生士さんの指導を思い出して一生懸命歯磨きしてるんだもん、
せめて歯医者さんの診療チェアの上では、僕だって褒められたい、
頑張っているんだよ、褒めてくれよぉ~、
ま、やや高圧的な言葉遣いはさておき(笑)、
「褒めてくれよ」と言いたくなる心理は、わかる気がします。
いや、もしかすると、日頃から部下の仕事ぶりを丁寧に見て評価し
ちゃんと褒めるべきは褒める上司だった可能性もなくもない。
大人だって、頑張った成果が出たら、褒められたい。
三重丸でも嬉しいのに、五重丸だったら家族に自慢したくもなる。
「ねえ、ほめてほめて」って、大人は言えないからこそ、褒められたい。
まずは、身近な大人から褒めることとしよう。
夫が、洗面所の電気をちゃんと消した。
エラいエラい、褒めてあげよう(笑)
ほめてほめて、で家庭円満?
(写真は)
2024年10月20日
午前5時50分
我が家で初雪観測
ベランダの桟にも積雪?



