ねないこボクだ

夜の9時

こんな時間に

起きているのは

誰でしょう

ねないこボクだ

冷え込むニューヨークから、ちょっとほっとするニュースが。

メジャーリーグ・ワールドシリーズ第3戦に大谷翔平選手が出場、らしい。

前の試合の盗塁時に左肩を亜脱臼、ケガの状況が心配されていましたが、

バッティングにも支障がないようで、スタジアム入りしたようです。

両チームの過去のデータでは第3戦を勝利した方が優勝していて、

かなり大事な試合となりますから、大谷選手も出たいに違いないけれど

気温の低いニューヨーク、負傷部位に負担がかからないかと心配。

怪我が悪化しないように、ベストを尽くしてほしいと祈るだけです。

大谷選手にとって寝ることは最も大切なトレーニングのひとつ。

おそらく昨夜もいつも以上にたっぷり睡眠をとったことでしょう。

そうだよ、よい子のみんな、夜は早く寝ないとダメだよ~。

おばけの世界に連れてくよ~。

そんな楽しい絵本が「ねないこだれだ」。

1969年、貼り絵で表現されたカワイイおばけが登場する作品でデビューした

絵本作家せなけいこさんの訃報が朝刊に載っていました。92歳でした。

「いやだいやだ」「あーんあん」そして「ねないこだれだ」などなど

本当にいっぱいいっぱいお世話になりました。ご冥福を祈ります。

特に「ねないこだれだ」は小さな息子を寝かせる時の必須アイテム。

夜の9時です。とけいがなりますポンポンポン。

こんな時間におきているのはだれだ~?と本気で(笑)読み聞かせると

「ねてる、ねてるー!」と必死で布団にもぐりこむ幼き息子、

可愛かったなー、あの頃は(笑)

せなけいこさんの絵本は、よい子を強いるような、

いわゆる「しつけ」のための絵本とは違う魅力がありました。

こんな時間に起きているのはだれだ~?と問いかけて

ふくろう、くろねこ、どろぼう・・・?とページをめくりながら

「犯人」を推理する楽しさに親子でドキドキするのね。

そーこーしていると、こんな夜はおばけの時間・・・と

真打ち(笑)登場、それはカワイイおばけが出てくる仕掛け、

「おばけになってとんでいけー!」音量マックスで読むと

「うきゃー!うきゃきゃきゃーーー!!!」息子、大ウケ、

毎回毎回、予想通りのリアクションに読み手冥利に尽きるのだった。

ホントは安らかな眠りに誘わなくてはならないのに、

ついつい読み手のプロ根性が目覚めて、毎晩毎晩、夜の劇場化(笑)

「ねないこだれだ」で、ねないこを作っちゃってたかもしれない。

そんな時間が今となっては宝物だったんだとしみじみ思う。

すぐれた絵本は、子どもはもちろん、読み聞かせる大人も魅了する。

「ねないこだれだ」は読み手も夜の世界に楽しく引きずり込んでくれる。

「こんなじかんにおきているのはだれだ?」と真に迫って読みたくなり、

「ねてる、ねてるー!」と布団にもぐりこむ子のリアクションが

おかしいやら、かわいいやら、そんな「してやったり感」がたまらない。

大人と子どもが絵本でセッションしているような快感があった。

そうか、絵本は、コミュニケーション装置なんだよね。。

何度も何度も繰り返して読み聞かせたお気に入りの絵本。

「ねないこだれだ」はお泊りの時も持っていったっけなー。

ねないこ誰だ?ねないこボクだ。

いとしい時間を思い出す晩秋の朝でありました。

(写真は)

琉球張り子

謎のいきもの

おばけの世界の住人?