おいしい失敗
お~っと
やっちまった~
あれ?
こりゃまたイケるぞ
おいしい失敗
え~っとフジテレビさんは朝から、
いやいや今週ずっと?お祭り騒ぎであります。
そりゃそーだよねー、
メジャーリーグ・ワールドシリーズ地上波全試合生中継だもん。
今日はいよいよ世紀の第1戦、ドジャースvsヤンキース、大谷vsジャッジ、
世界一をかけた運命の対決直前、朝の情報番組はもうWS一色。
試合前のロサンゼルス、ドジャースタジアムからの中継もまじえて
それはもう、やんややんやのお祭り騒ぎ、そりゃ興奮しますよね。
午後は日本シリーズ第1戦、ラグビー日本vsニュージーランドもあるし。
晩秋の10月最後の週末は、スポーツで熱くなれそう。
いつもなら雪降る前になんとなく淋しくなる季節なんだけれど、
メジャーのポストシーズン、日本プロ野球のCS、ラグビーシーズンインと
スポーツのおかげでわくわく、ひりひり楽しいわぁ♪
そんな晩秋スポーツ三昧の週末、食卓も晩秋モードへ。
紅葉が進み、雪虫が舞う季節になると恋しくなる熱々メニュー、
そうです、グラタン、です。
農家さん直送のじゃがいもでポテトグラタンを作りましたよ。
ほっこり甘くとろけるようなキタアカリに
たまねぎとベーコン、しめじにチーズをたっぷりかけてオーブンへ。
強火でこんがりいい焦げ目がついたら出来上がり。
素材の旨みを生かして塩、黒胡椒、オリーブオイルだけでシンプルにね。
おお~、表面のチーズがこんがり、食欲をそそるぅ~♪
じゃがいもはほくほく&とろり、たまねぎとベーコンとしめじの旨み、
チーズの濃厚な風味が混然一体、はふはふ・・・うんまー!!!
ポテトベーコンチーズグラタン、最高。
あれ?ホワイトソース使ってないのに、グラタン?
日本ではホワイトソース=ベシャメルソースを使ったグラタンが主流ですが、
もともとは表面に焦げ目をつける調理法と出来上がった料理そのものを
フランスでは「グラタン」と呼ぶのですね。
「グラタン(le gratin)」は鍋ににこびついた「おこげ」や「焦げ目をつける」
という意味のフランス語で、「掻き取る」「ひっかく」という動詞「gratter」に
由来します。フランス南部のサヴォワ・ドーフィネ地方で、
失敗した焼き料理のおこげがおいしかったという偶然から生まれた料理とか。
あー、やっちまったー!焦がしちゃったー!
と思ったら、あれ?あれれ?このおこげ、めっちゃ美味しいんですけど!
てなわけで、グラタンはミスから生まれた傑作熱々料理ってわけなのね。
確かにグラタン皿にちょいはりついた「お焦げ」がたまらんもの。
アップルタルトの生地を敷き忘れて生まれたのが「タルトタタン」、
また「クイニーアマン」は失敗したパン生地をカバーするために
バターと砂糖を加えて生まれたお菓子だったりと、
フランス料理にはうっかりミスから生まれた傑作料理があるのが、
なんだか、人間らしくて親近感を覚えますね。
人間はミスをする生き物。
失敗したからといって、そこであきらめちゃいかんのだ。
やっちまった~、その後に、どうリカバリーするかが大事なんだろうね。
おいしい失敗から、傑作料理が生まれる。
だから、幾つになっても、挑戦すること、わすれちゃいけないね。
はふはふ、ほくほく、
熱々ポテトグラタンを頬張りながら思う晩秋なのだった。
(写真は)
みんな大好きなグラタンは
偶然から生まれた
おいしい失敗
ポテトベーコンチーズグラタン美味なり



