北の京野菜
豊かな大地で
のびのび
すくすく
はんなり育った
北の京野菜
あら・・・?
空気が、変わった?
アイスコーヒーがちょっと冷たく感じるような・・・?
週明け、9月最初の月曜日の朝、明らかに季節が進んだかも。
早朝の気温も20℃を下回り、素足の指先がちょっとひんやり感じる。
朝刊を取りに行くついでに、マンションの外に出てみると、
秋の虫と晩夏の蝉が静かに二重唱していました。
行く夏と小さな秋のバトンリレーが静かに始まっているようです。
季節の変わり目は体調を崩しやすいもの、
しっかり食べて、元気に小さな秋を迎えましょう。
ってことで、昨日の日曜ごはんも旬のお野菜満載、
札幌生まれの京都伝統野菜を美味しくいただきました。
それは「万願寺唐辛子」。
地下歩行空間に出店していた札幌の農家さんのショップで夫がゲット。
ほかにも立派なズッキーニやめずらしい茄子など仕入れてきましたが、
まずは、札幌生まれの京野菜からね。
「万願寺唐辛子」は夏から晩夏にかけて旬をむかえます。
普通の唐辛子よりも大型で、辛くなく、甘みがあるのが特徴で
京都・舞鶴の万願寺地区で大正末期から作られてきた京野菜。
京都で長く作られてきた伏見唐辛子と在来種のカリフォルニア・ワンダーが
自然交雑してできたと考えられています。
京都の伝統野菜として人気の万願寺唐辛子ですが、
今では全国で栽培されていて、北海道でも作られているんですね。
札幌の農家さんが丹精込めて育てた「万願寺唐辛子」もそれは立派。
艶やかな緑、のびやかなお姿、これは、もうシンプルにいただきましょう。
「万願寺唐辛子の素焼き」です。
まずは破裂しないように爪楊枝でぷちぷち2.3カ所穴を開けてから
魚焼きグリルでこんがりいい色になるまで素焼きして、
新生姜のすりおろしと鰹節をかけたら出来上がり。
い~ん・・・香ばしくていい匂い。
さっとお醤油をまわしかけて、さっそく、ぱくり・・・
じゅわ、じゅわぁぁぁ、甘くてみずみずしくて香りが良くて
やっぱ、万願寺唐辛子、最高。
肉厚でやわらかくて、種も少ないので丸のままOK。
夫は、なんとヘタまでぺろりと完食しておりました。
ピーマンやししとうと同じ仲間ですが、
ちょっと別格な甘さと香りと味わいがありますねー。
長い歴史がある京都の伝統野菜の中でも
「万願寺唐辛子」の歴史は百年ほど、いわば新参者だそうですが、
素焼きや素揚げしただけで抜群に美味しいとあって
京都でもにんきのおばんざいとなっているのですね。
広大な豊かな北海道の大地で育った「万願寺唐辛子」。
北の京野菜で行く夏を惜しむ。
おいしく食べながら
季節はゆっくり進んでいくのだった。
(写真は)
「万願寺唐辛子の素焼き」
札幌育ちの京野菜
はんなり、おいしおすえ


