おるすばん

カチコチ

時計の音が

妙に大きく

聞えたな

おるすばん

本日の起床時間は午前1時。

サッカーW杯アジア最終予選バーレーン戦をdzonで生観戦しました。

日本、強い!5-0で快勝!気温は体温超えの38℃、湿度89%の

厳しいコンディションでのアウェイ戦でも5点のゴールラッシュ、

マジに、今の日本代表のレベルは高い。

前半はリズムに乗り切れない印象でしたが、34分鎌田選手のクロスが

相手のハンドを誘い獲得したPKを上田絢世選手が確実に決め、

後半頭から伊東選手が投入されるといきなりアシスト、

上田選手の強烈なシュートが決まり2点目、終わってみれば5-0の完勝。

アウェイで確実に自分たちのサッカーを実現できる強さが頼もしかった。

PKを蹴る上田選手が相手サポーターからレーザー光線の妨害を受けながらも

冷静に落ち着いてズドンと決める姿もあっぱれでしたが、

あれは失明の危険もある行為、FIFAやAFCには毅然と対応してほしい。

ともあれ、中国、バーレーンと2試合で12得点って凄い。

一次予選じゃなくって、最終予選ですからねー。

今朝の試合もFW3得点、ボランチ2得点、

決めるべき選手が決め、3列目からも決め、

つまりは、どこからでも点が取れるってことを証明したわけよね。

気が早いけれど、今から本戦が楽しみになってしまう早朝でありました。

試合終了の午前3時からちょこっと二度寝して、いつもの時間に起床。

ま、正確には午前1時起床ではありませんでしたが、

いつものように朝刊をめくっていると

なんだか郷愁をそそる文章に出会いました。

タイトルは「ぼしゃぼしゃの昼ごはん」。

作家姫野カオルコさんが幼稚園時代の思い出を綴ったエッセイで

お母さんが仕事から帰るまでいつもはどこかのお宅に預けられていたのに

どういうわけか鍵を持たされ、家に1人で帰宅した日のこと。

12時、1時。ジャストタイムだけ読めた園児は、おなかがすいてくる。

お母さんが帰ってきて作ってくれるって言っていたのに・・・

どうしよう・・・そうだ、自分で昼ごはんを作ろう。

だが、時は昭和39年、当時は電子レンジもコンビニもない。

チキンラーメンを半分に割った残りを見つけたが、

お湯を沸かすスキルも知恵も経験もない彼女は魔法瓶のぬるいお湯を

ラーメンを入れたお椀に注ぎ、小皿をかぶせて100数えて、食べた。

「ぼしゃぼしゃした、イヤな食感の昼ごはんができあがった」。

でも、空腹だったから、食べた、そんな思い出が綴られていた。

なんだか、とっても、共感した。

働くお母さんを待つ「おるすばん」の風景がちょっと重なるのだ。

カチコチ、カチコチ、しんとした家の中でぽつんと一人いると、

壁掛け時計の音が妙に大きく聞こえたりしたものだ。

ある日、「今日は家にいるよ」って言ってたのに、帰るといない。

玄関前で「お母さんがいないーーー!」とギャン泣きしていたら、

2世帯住宅で同居していた祖母が慌てて飛びだしてきたこともあった。

幼稚園で作った紙の鯉のぼりを手にしてギャン泣きするおかっぱ頭、

きっと、すぐにお母さんに見せたかったんだろうなー(笑)。

また別の日は帰るとお昼ごはんに茶の間(リビングではない)の

茶箪笥(サイドボードではない)の中に重箱に詰められたハムサンドがあった。

母手作りのハムサンド、当時の我が家のマイブームだったから、

そごく嬉しかったことをくっきりと思い出す。

昭和の「おるすばん」の思い出。

こんなにはっきりとエピソードを覚えているのに、

母がどうしてその時いなかったのか、詳しい事情はさっぱり思い出せない。

ただ、お母さんがいない状況であれこれ小さな心と脳が揺れ動いたことだけは

こんないい年になっても忘れないものなんだなと思う。

時代は移り変わり、令和となった今では、

子ども一人のお留守番は安全面からもおすすめはできませんが、

あの昭和のおるすばんの時間は、淋しくはあったけれど、

ちっちゃな心と頭と体がいっぱい刺激されたひとときだったと懐かしく思う。

おるすばん。

今は昔の昭和の思い出だ。

(写真は)

「晋香苑」の

チャーシュ―炒飯

今も昔もお昼ごはんに

炒飯は鉄板、だね